2018.07.07 夜 幸福へ導くタイ料理のフルコース!@セラドン 世界料理(アジア) 京王・小田急沿線 5000円〜9999円 ★★★★☆ 幡ヶ谷にあるタイ料理店「西郷どん」、もとい「セラドン」へやってきました!”セラドン”というのはタイの三大陶器の一つである青磁器のこと。幸福と成功を導く翡翠を表すものなんですって。もちろん料理は全て青磁器にて提供されます。しかも、その料理の数がなんと100種類以上もあるのです! タイ料理って数が多い上に名前だけではイメージがわきません。そんな人達向けにか、様々なコースの用意がございます。その中で人気メニューを取り揃えたという「デラックスコース」をいただきます。 スープは定番の「トムヤンクン」。酸味も辛味も強めだが、バランスのとれたスープ。海老にも味が浸透し、キノコ類の甘さ、生姜の刺激などがアクセントとして働きます。以降が期待できるレベルのスープです! 前菜は、さつま揚げ、生春巻き、揚げ春巻き、海老しんじょ、ソフトシェルクラブの黒胡椒焼きと充実のラインナップ。単品で頼むとどれも大皿で来てしまうので、ちょこちょこ食べられるのは嬉しいですね。しかも、いずれのレベルも高いので満足できること必至でございます。さすがデラックスコース! サラダはレモングラスばっちりの「シーフードサラダ」。酸味の効いた食欲をそそる一品で、烏賊、海老、帆立などがたっぷり盛り付けられます。さきほどの前菜の時もだが、人参を使ったフードアートにも注目です。器や盛り付けにこだわるお店は美味しいに決まってます! メインは「スズキのチリソース」。チリソースというよりあんかけって感じ。始めは甘い印象だが、後半は辛い印象が占拠する。甘辛辛って感じの順番で味覚が刺激されます。中華風のエッセンスを感じますが、揚げたバジルなども含めて最後はタイの風味が余韻で残ります。 「青菜」のガーリック風味を挟んで「レッドカレー」。辛さをベースにしつつ、ココナッツミルクたっぷりの甘さを感じます。ナンプラーの風味が深みを作ってます。 最後はタイのプリンで終了。 前菜、サラダ、メイン、食事、デザートなど、まるでフルコースのような構成。青磁器が表現する幸福を提供してくれるレストランでございました。 — セラドンhttps://tabelog.com/tokyo/A1318/A131807/13004321/