今年で１０年目を迎える人気イタリアン！@ICARO miyamoto

中目黒にあるイタリアン『ICARO miyamoto』へ。名前の由来はギリシア神話のイカロス。イカロスは蝋で羽を作り、自在に空をとんだという人間。いつまでも飛び続けるようにと想いを込めたそうです。だけど、実は本当はイカロスは空を自由に飛べると過信して、太陽に近づき蝋でが燃えて墜落したんですよね。笑　そんな人間の傲慢を諭す話だが、そんな教訓も生かしているのか、人気店として今年で10年目を迎えております。

シェフは本場北イタリアで長く修行を重ねたかた。サービスはお兄様とやっているよう。兄弟で同じ目標をもって切磋琢磨する、ギリシア神話にはそんな話もありそうですね。さて、料理はアラカルトで、前菜、メイン、パスタから選ぶ。たくさん食べるほうならと、前菜2つ、メイン1つ、パスタ2つの構成をリコメンドされます。

前菜に選んだのは「うなぎのマリネ マントヴァ風」。マントヴァとは、シェフが修行した北イタリアの地名で、川魚などの癖のある食材に合わせて作るソースなんかが有名だそうです。うなぎに合わせる必然性がここにあるようです。白ワインとビネガーで締めたもの。冷やして固めたのでしょうか、脂よりも鰻そのものの力強い食感が目立ちます。これは初体験の食べ物だ！

せっかくだからイタリア野菜の「ラディッキオのサラダ」もいただきました。野菜の苦味、サクラマスの燻製香、タルタルソースのような濃厚なソースが一体になっております。

１つめのパスタは「オレキエッテ」で、しらしとブロッコリーのソースにカラスミをかけたもの。緑に黄色にとイタリアらしい鮮やかなパスタでございます。オレキエッテは耳のような形をしたパスタで、凹みの中にカラスミが集まり一体感を作り上げます。

もう１つは桜海老を使ったトマトソースの「スパゲッティ」。これはかなり塩気が強く、ワインを前提としたような味付けですね。

最後のメインは熊本県産の馬ヒレ肉の「カツレツ」。衣は薄めの仕上がりで、馬肉に香ばしさを付加されております。結構お腹もいっぱいだったので、揚げ上がりが軽やかだったのは助かりました。そもそも馬だし、ヒレだしってものもありますが。笑

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ICARO miyamoto
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