お持ち帰りはできません！賞味期限１５分のわらび餅！！@茶寮 宝泉

京都グルメの主役の１つは和菓子。日本の四季を表現する和菓子は、味覚だけでなく視覚も刺激してくれます。最高気温が３０度を超えたこの日、涼しげな和菓子を求めてやってきたのは『茶寮宝泉』。夏の和菓子の代表格である「わらび餅」が名物とのことで、迷わずこいつをいただきます。

甘味は門外漢なので、少しお勉強をしてみましょう。わらび餅とは、わらび粉に水や砂糖を加えて作られます。このわらび粉は、わらびの地下茎からデンプンをとるが、これが手作業が基本で効率が非常に悪いそう。最近ではサツマイモやタピオカからとったデンプンを代替にした消ものが多いそうです。本来のわらび粉だけを使ったものは稀少になっているそうです。ちなみに、わらび粉の産地が近隣の奈良なので京都で流行ったと言われているそうです。

さて、前段が長くなりましたが、こちらでは稀少な国産のわらび粉を１００%使用しております。しかも、注文を受けてから練り始めるというこだわりようです。結果、１５分程度お時間がかかるのだが、この待ち時間が全く気になりません。

どの席からも望める美しい日本庭園の優雅さが待ち時間を忘れさせてくれます！凝固剤などを一切使用していないので、非常に柔らかい食感に仕上がり。舌に乗せるとまるで飲み物のように甘味と一緒に溶けていきます。薄く甘さでコーティングされた水滴のような甘味でございました。

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茶寮 宝泉
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