2018.04.18 夜 オーソドックスの中に光る絶品寿司!!@鮨 いまむら 寿司 六本木・麻布・広尾 10000円〜29999円 ★★★★☆ 2009年創業、白金にある寿司店『鮨いまむら』へ。駅から少々距離があることもあり、比較的に予約が取りやすいことが魅力。最近は寿司バブルで予約はとれないし、金額は高騰するばかり。そんな中で、予約も取りやすい上に比較的にリーズナブルな価格設定が魅力です。 最大の魅力はもちろん食事。実はご主人である今村氏、寿司店での修行経験はなく、ベルギーで日本料理を提供していたという異色の経歴の持ち主。その影響もあってか、つまみには日本料理のエッセンスが込められます。シンプルな刺身に始まり、「筍の茶碗蒸し」など様々な料理を楽しませてくれます。 「白烏賊」は、オクラ、山芋などのねばねばメニューに、卵黄や茗荷を加えて最後に海苔を散らします。この海苔の風味が最高に美味!! 土佐酢のゼリーとともに提供する「毛蟹」、 火入れが抜群で柔らかい仕上げの「ノドグロの酒蒸し」など、日本料理出身らしさを遺憾無く発揮いたします。 握りは「トロ」の漬けからスタート。鮪は樋長から仕入れいているそうだ。シャリは古米をブレンドして硬めに炊き上げたもの。ネタによって、酢、塩、温度などに変化をもたせて素材を引き出すことを徹底しております。最高級食材でなくとも工夫次第で美味しいものは提供できる、そんな心意気がネタに込められているかのようです。 「大トロ」ではシャリの温度を高めることで、とろけるような食感を実現。 小肌は酢締めするだけでなく、おぼろで甘みのアクセントを作っております。 「トロタク」では、ネギのシャキシャキが印象的でした。 {所用で退席した同席の人のぶんもゲット!) 「紫雲丹」や「穴子」はまるで飲み物のように口の熱でとけていきます。全体的にはオーソドックスな印象だが、その全てに工夫が見られます。寿司バブルの今だからこそ、逆にいまむらの魅力がみえた夜でございました。 つまみ、メモ。 「真子鰈」 「蛸」シンプル 「鰹」生姜、ネギ、醤油 「唐墨餅」 握り、メモ。 「牡丹海老」ねっとり。 「小柱軍艦」 「鯵」 「赤身」 「トリガイ」 「墨烏賊」 「車海老」 「金目鯛」 「玉子」 「アイス」 — 鮨 いまむら東京都港区白金5-8-13 白金ハイツ 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1316/A131602/13096905/