MとWの文字をフォークに見立てたロゴが素敵!これはキングストリートにある『MW restaurant』のロゴ。夫婦で経営する店で、お二人とも次世代ハワイ料理であるパシフィックリムで有名な「alan wons(アランウォンズ)」のご出身だそうです。シェフとパティシエのカップルだそうですが、二人の名前のイニシャルを重ねてるんですって!素敵なロゴは素敵な話から出来ているんですね〜。
料理は当然パシフィックリム。ハワイの地産地消のエッセンスが込められており、それをベースにしたクリエイティブな料理を提供しております。SPECIAL 3-CORSE MENUなるコースを注文、前菜は3種のところ5種に増やしていただきました。メインも3人でシェアする形で3種類も堪能させていただきました。実はこれがハワイの最後の夜、胃の中に隙間を空けて帰るわけにはいきませんからね。
さっそく食事をいただいていきましょう。まずは前菜の5種。左からビーツとトマトとチーズのカプレーゼ的なもの、フライドチキン、アヒとアボカド、銀鱈とうなぎのアランチーニ、アスパラガススープの内容。
小さいポーションで一列に盛り付けるスタイルって綺麗なんだけど、写真を撮るのが凄まじく難しいんですよね。ちなみに、ビーツとアスパラはハワイ産のものを使っているそうです。
個人的にはフライドチキンがお気に入り。角煮みたいなアウトプットだが、クリスピーな食感が楽しめます。味付けはガーリックソースやキムチなどコリアンテイストに仕上げてあります。
メインにいただいたのはスペシャリテである「mochi crusted kampachi」。mochiは我々にお馴染みの餅、餅粉で揚げたハワイ産のカンパチのことです。甘い醤油と柚子風味のアウトプットで、こちらは日本を意識した料理に仕上がっております。サクサクした口当たりと日本馴染みの味付けがポイントのようです。
次にいただいたのは「seefood cioppino」。チョッピーノとはイタリア系のアメリカ料理だそうで、いわゆる海鮮スープのことだそう。ハワイ産の海老、鮑、ロブスター、それに北海道産のホタテを加えた海鮮尽くしの料理。塩気も含めてスパイシーさが強いのでお酒との相性はいいですね。同席メンバーはみな同意してましたが、なぜかたこ焼きのような味がするような。。。笑 アクセントとしてはクリスピーバジルがいい感じに機能しております。
最後はやっぱりお肉ということで「short ribs」が登場。ほろほろと崩れる仕上げで、やはり塩気の強さは否めない。美味いのは間違いなく美味いのだけどね。脇役にエリンギや湯葉の存在も。随所に日本を感じさせるアウトプットになっております。
いつもだとレビューはここまでで終わるが、今日はちゃんとデザートまでご紹介しましょう。デザートは奥様の作る「TROPICAL FRUIT CREAMSICLE BRULEE」。仕上がりは層になっていて、下部にはリリコイシャーベット、トロピカルパールズ、トロピカルフルーツなどおよそトロピカルな要素が詰まっております。上部はもちろんクリームブリュレでキャラメライズされた香ばしさもいい感じです。上下である大きな温度差があるのもユニークなアプローチですね!
旦那様が提案する様々な国のエッセンスを加えたハワイ料理、奥様が提案する素敵なデザートで1つのコースが完成しております。MとWで作る素敵なレストラン、お伺いの際はぜひお楽しみください。
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MW Restaurant
(+1) 8089556505
ハワイ1538 Kapi`olani Blvd. Suite 107 Honolulu, HI 96814
https://tabelog.com/hawaii/A6001/A600108/60000158/