大正から続く老舗の名物は「中華そば」と「ポークライス」！？＠萬福

大正時代から続く中華そばの老舗『萬福』。中華料理店というよりも、どことなくその時代を彷彿とさせるレトロモダンな雰囲気も漂います。麺類、餃子、炒め物など中華料理らしいメニューが並びますが、一番人気はやはり中華そば。屋台から始まった店は創業から変わらぬ味を守り続けているそうです！さっそくいただいてみましょう。

創業の中華そばを守り続けているというだけあって見た目は素朴。その中で、薄く焼かれた三角形の卵焼きが実に個性的にみえます。

スープはあっさりした醤油味なのだが、酸味というか清涼感のある風味が独特な印象を与えます。豚骨、鰹節、野菜だけでスープを取ったそうで、カエシの味以外は優しくまとまってます。

代わりに濃厚な味付けのメンマや食感のある煮豚がバランスをとっているようです。麺はつるっとした細くもモチモチしたしっかりした食感のもの。スープとの相性もいいですね。

ミトミえもんの目的は実は中華そばではない。先ほどお見せしたメニューで１つ気になったメニューがありませんでしたか？中華料理中心の中で、洋食屋を思わせるメニューがありましたよね。答えは「ポークライス」。実は創業当時は洋食メニューも提供していたそうで、その名残でたった一品だけ生き残ったのポークライスなのだそう。これも隠れた名物の１つ。

たっぷりのケチャップで炒めた焼き飯。少しべちゃっとした印象だが、これは大量のケチャップと卵のとろみ。決して繊細な料理ではいが、どこか癖になるジャンクな表情をもっております。例えるならば喫茶店のナポリタンのイメージでしょうか。ナポリタンファン達にも是非食べてほしい一品です。

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萬福
03-3541-7210
東京都中央区銀座2-13-13
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13002324/