2017.11.06 夜 白トリュフも料理もフォトジェニック!@ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー フレンチ 六本木・麻布・広尾 10000円〜29999円 ★★★★★ この時期のSNSには「白トリュフ」が目立つ。言わずもがなだが、超高級食材の1つで、収穫の時期が短いため黒トリュフよりも圧倒的な希少性が高い。つまり、SNSで自慢する人が多いのは当然のことといっていいでしょう。この白トリュフの写真で必ず見るレストランへやってきました。 『ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー』祭りと称される白トリュフの祭りは10月。今回は11月の訪問と出遅れてしまったが、それでも白トリュフを楽しませていただきました。下野シェフ、ありがとうございます!白トリュフのリゾットはもう定番。アルデンテの食感に仕上げたリゾットで、口の中の滞在時間が長く香りを楽しめます。 デザートにも白トリュフをふんだんに組み込み、最高級のプリンが出来上がっております。このプリンはいったいいくらするのでしょう?笑 アニュの料理は白トリュフばかりではない。それに負けず劣らずのフォトジェニック兼美味しい料理が揃っております。例えば、素揚げされた芽蓮根。これを鉢に見立てて、蓮根の穴から乾燥したえのきや生ハムが立派に育っております。見た目だけでなく、農家直送のこだわりなど味にも一切の妥協がありません。 食材の選び方もユニーク。和を想起するような「小肌」や「秋刀魚」が登場します。酢締めした小肌なのだが、締めるのは白バルサミコ酢で。さらにトマトのソースで酸味を追加します。パン生地で食べるのも新しい。 秋刀魚は一夜干しにしてトマトを詰めてムニエルにします。中からも味付けをしているわけだが、外からはクミンなどの香辛料を多用する。日本なのか、フレンチなのか、アジア料理なのか、そんなオリジナル料理を完成させています。美味い! 食材の重ね方もユニーク。シンプルな可愛らしい料理に見えますが、ここには3種類の動物が活躍しています。コンソメは猪、ラビオリの中身は熊、鶏油はホロホロ鶏からとってます。ミトミえもんが桃太郎なら、鬼ヶ島はこの3匹を連れて行きます。笑 白トリュフも普段の料理もいただける11月の上旬。もしかしたら一番狙い目だったりして!?でも来年は、白トリュフ祭りのときにあたお伺いいたします! その他の料理メモ。 「3種のアミューズ」トマトのマリネとトマトのコンソメさつまいものブランマンジェ南瓜のエクレア仕立て 「鶏肉料理」赤ピーマンと煮た腿肉しっとりした火入れの胸肉 — ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー東京都渋谷区広尾5-19-4 SR 広尾ビル 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1307/A130703/13098768/