北新地で新しい〆ご飯を発見！@善道

〆ご飯の引き出しは多ければ多いほどいい。東京地区では〆ご飯マスターを自負しているが、地方ではまだまだ勉強中。今回の出張先である大阪では決まって北新地のうどん「香川」と決まっていたが、このほど新しい〆ご飯と出会うことができました。

『善道』
北新地にある四川料理のお店。早い時間は予約でいっぱいの人気店。半個室のテーブル席とカウンター８席のみで、北新地の真ん中という抜群の立地に安くて美味いとくれば当然だ。だが、狙い目なのが〆ご飯の時間帯である深夜。２５時まで営業しており、タイミングが合えば入れ替えの際に入店が可能だ。

前菜や一品料理から飯に麺まで幅広い用意がある。四川料理らしく、よだれ鶏や麻婆豆腐を注文するもよし、高級料理の「フカヒレの姿煮」を頼んでみるのもいい。全て安定感のある味付けでどれも満足感を提供してくれる。

だが、ミトミえもんが〆の逸品に推したいのは「葱と叉焼の汁そば」だ。優しいすっきりした飲み口のスープなのだが、動物系の出汁のコクと表面を覆う香味油が胃の腑に満ちていきます。短冊状の叉焼は食べ応えのある満足感を作り、シャキシャキした大量の白ネギはあっさり感を強調します。繊細な極細ストレート麺というのもいいですね。〆に求められるしっかり感とすっきり感の矛盾を見事に満たしてくれます。

北新地の〆ご飯において「善」い「道」を発見することができました。これから大阪の夜がますます楽しみにになりました。

—

善道
06-6345-1122
大阪府大阪市北区堂島1-3-14
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27065615/