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2017.09.10 昼

行列店の代表格。いつまでも続く一燈の「燈」!@麺屋一燈

ラーメン・つけめん

両国・錦糸町・小岩

1000円〜2999円

★★★★★

いまはグルメバブルの時代。人気のレストランは数か月・数年単位で予約困難になり、行列を作る店も少なくない。情報取得が容易になり、グルメ興味層の数が増加したことが一番の要因でしょう。だが、ここまでのバブルを迎える以前から行列を作り続ける店もあります。その1つが新小岩のラーメン店『麺屋 一燈』。麺屋こうじグループの中にあって人気筆頭、2010年の開業と同時に行列を作った伝説の店である。

行列嫌いにつき食わず嫌い状態になってましたが、この日は気合を入れての訪問です。11時オープンということなので、9時半に乗り込みます。一時間半前にして18人待ち!人気の陰りはないようですね。おろ?なんと10時半に店がオープン。結局一時間待ちでの入店です。

人気NO.1という「特製濃厚魚介つけ麺」を注文。見た目からインパクトがありますね!麺の上には鶏チャーシュー、豚チャーシュー、煮豚がドドンと。豚のチャーシューは真空調理でレアに仕上げます。すべてが厚みも十分で存在感が強い。さらに、半熟卵に海苔三枚が盛り付けられます。つけ汁のほうにはメンマやネギに鶏団子が浮かぶ。

まずはスープ。濃厚と言いながらも「濃い」という印象ではない。動物性の旨味は豚ではなく、鶏から抽出しているそう。さらにこだわりの生醤油を使用することで、コクや酸味が追加されているようだ。魚介も魚粉を使うスタイルなどではなく、魚介ダシを丁寧に引き出していることが同様の印象を生んでいるのだろう。えぐみなどとは無縁で、むしろ食後感にはあっさりという言葉のほうが近いようだ。このスープは確かにレベルが高い。

鶏団子なんかはこのスープの旨味をばっちり吸って最高の具材に仕上がってます。柚子なんかを練り込んでる爽やかさも好感度が高い。トロミもあるので、氷水で締めたコシのある太麺との絡み具合も抜群です。

誤解をしてほしくはないが、「新しい」という印象が残らない。きっと一燈の味をベンチマークしているラーメン店が多いからかもしれない。安定感という言葉がよく似合うお店だ。まだオープンから7年ほどということだが、もう王者の風格が漂っておりました。一燈の行列の「燈」はまだまだ弱まることを知らないようだ。

麺屋一燈
03-3697-9787
東京都葛飾区東新小岩1-4-17
https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131204/13111737/

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