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2017.08.13 夜

フランス風ロシア料理、恐るべし!@ボナ・フェスタ

世界料理(ヨーロッパ)

上野・浅草・日暮里

5000円〜9999円

★★★★★

浅草という街は奥が深い。代表するグルメといえば、一番先に想像するのは江戸前の味。蕎麦に天ぷらに鰻、100年を超える老舗が軒を連ねます。これを浅草の表の顔とするならば、裏の顔?も持っています。洋食店は有名だが、「ロシア料理」の顔も持っているのはご存知だろうか?昭和44年創業の「マノス」で修行した料理人が次々に店をオープンさせている。

その1つが『ボナ フェスタ』。平成元年のオープンで、看板ではフランス風ロシア料理とうたっております。家庭的な料理であるロシア料理にフランス料理のような華やかさを加えているということだろう。それを証明するかのようなスペシャリテがこれ!

「ロールキャベツ」
料理にかけた時間は味に比例するのだろうか。8時間も煮込んだという一品は下ごしらえもいれると4日間もかけて作っているのだとか。まるで肉とキャベツは一体化したように等しい柔らかさに仕上がってる。そして、トマトとサワークリームで作ったソースが見た目にも味にも効果的に機能しています。このロールキャベツは家庭料理とは呼べませんね。素晴らしい!

その他の料理のレベルもすこぶる高い。サラダ一つとってみても、ドレッシングのレベルが違う。マスタードなどを使ったオリジナルドレッシングに感動すら覚えます。鰹、烏賊、海老、鰯などの種類豊富な海鮮との相性もばっちりです。

スープだって負けてない。ロシア名物の「ボルシチ」は、とまと、じゃがいも、豚バラなど一般的な具材を使用。だが、豚肉はボルシチの旨味をきっちり吸収し、スープ自体も豚肉のいい部分を享受している。郷土料理といった言葉がいい意味に似合いません。

同じくロシア料理の「ビーフストロガノフ」も火入れのレベルがイケてるフレンチと同等です。決してフレンチがロシア料理よりレベルが高いという意味ではなく、ミトミえもん自身の経験からの感想です。

ボナ・フェスタ
03-3847-5277
東京都台東区雷門2-6-9 ガーデンビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13016868/

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