不思議なカレーと出会った＠スマトラ 新橋本店

なんか癖になる。これが新橋にあるカレー店『スマトラ』の印象だ。典型的な日本の昭和カレーのようにみえるが、店名が提供するのはずばりスマトラカレーです。

では、スマトラカレーとは一体なんでしょうか。「スマトラ」のカレーを通じて、スマトラカレーとは何かを探ってみましょう。

繰り返しになるが、見た目は郷愁を感じるほどに懐かしい黄色いルー。視認できる具材は細かく刻んだ豚肉のみだが、ジャガイモをそのまま溶かしたような食感と味が特徴的。インドやイギリスはカレーにジャガイモを使わないが、スマトラ島の食習慣ではジャガイモを使うのが一般的だそう。やはりこれはスマトラカレーなのだろう。

味はあっさりした印象であまり特徴が見えない。後半は独特なスパイスを感じるのだが、前半は何故か印象が薄い。その補完のためか、卓上には柴漬け、福神漬、紅生姜がどの席から使えるように等間隔で配置されます。

これらで味付けをしていくと表情が変わっていきます。冒頭の言葉に戻ってしまうのだが、これが合わさると最終的に不思議な味という印象におさまってしまう。わからないからこそ、また行きたくなってしまう。これを世の中では中毒というのかもしれません。

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スマトラ 新橋本店
03-3501-3826
東京都港区新橋1-16-10 浅川ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13022480/