「スパイス」ではなく、「すぱいす」の効いたカレー！@すぱいす

「トマト」や「吉田カレー」などカレー激戦区である荻窪。ここに『すぱいす』がオープンしたのは2002年。

スパイスはカタカナ表記が普通だが、やけにひらがながよく似合う。「すぱいす」のカレーは辛いんだけど優しいんです。清潔感があり、黄色基調のテーブルやエプロンが可愛らしい。お洒落な雰囲気のカレー店で、特にカウンター越しに整然と並ぶホールスパイス達が印象的だ。

初訪問につき一番オーソドックスな「骨つきチキンカリー」をいただいてみましょう。デフォルトでも辛めな設定というので、それでも十分辛いという中辛を注文。

化学調味料なし、添加物なし、小麦粉なしなので、サラサラな仕上げに。僅かなとろみは自然なとろみ。苦味、酸味、甘味、辛味のすべてを自然の食材と２０種類にも及ぶ挽きたての香辛料で実現している。じっくり炒めた玉葱の甘みや果物の酸味などを土台に爽やかなスパイスを加えている。その爽やかさはもちろん辛さなのだが、なんというか体に活力を与えてくれるような心地いい辛さなんです。冒頭にも言ったように辛いけど優しいのだ。このカレーに合わせる固めに炊いた麦ごはんも相性がいい。柔らかく煮込まれた骨つきのチキンもいい感じ。

スパイスではなく、すぱいすの効いたカレーに元気をもらって、午後の仕事も頑張りますか！

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すぱいす
03-5397-3813
東京都杉並区荻窪5-16-20
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131906/13004379/