「おいしい」を、
すべての人に。

検索

2016.12.25 昼

江戸の文化を守り続ける老舗の桜鍋@桜なべ みの家 本店

焼肉・肉料理

両国・錦糸町・小岩

1000円〜2999円

★★★★☆

下足番という仕事をご存知ですか?料亭や旅館で履物を出し入れする仕事で、客にとっては最初と最後に会話をする相手である。優秀な下足番は靴の様子で客の体調の悪さまで見抜いたなんて話も聞いたことがあります。ただ世の中は効率化の嵐。もう下足番の方を見かけることも少ない。

久々に下足番の方にお会いできたのが『桜なべ みの家 本店』。創業も明治30年(1897年)という老舗で名物の桜鍋だけでなく江戸の文化まで継承しているようだ。森下の駅近くの風情を感じる木造建築。靴を預けた後は籐敷きの座敷と特大の熊手が迎えてくれます。

言わずもがなですが、桜鍋とは馬肉の鍋のこと。2~3週間も熟成させたという馬肉はロースもヒレも柔らかい食感に馬肉らしい味わいを楽しませます。筋を感じないところからは丁寧な処理を連想させますね。

馬肉はもちろんだが、注目してほしいのは鍋に一緒に提供される味噌の存在。八丁味噌の独特の渋みとコクが出汁と一体となり、馬肉の相棒として最高の調味料となります。この割り下の旨さは麩を食べれば一目瞭然です。

肉は溶き卵とともにいただきますが、この溶き卵の役割はこれだけではない。残った卵は鍋に逆輸入。半熟に固まったら再びとりだしてご飯の上に豪快にかけましょう。

味噌を混ぜたコクのある割り下と馬肉自身の旨味を凝縮した卵ですよ。これがご飯に合わないはずがない!

帰りはもちろん下足番の方の笑顔に見送られて。僕の体調はどうでしたか?笑

桜なべ みの家 本店
03-3631-8298
東京都江東区森下2-19-9
https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13002984/

エリア

ジャンル

価格帯

評価

月別アーカイブ