2016.12.24 夜 クリスマスはやっぱりチキンでしょ?@焼鳥 瀬尾 焼鳥・焼きとん 東京・日本橋 10000円〜29999円 ★★★★☆ メリークリスマス!!もう正月気分でさえもなくなりつつありますが、未だミトミえもんの時間はクリスマスを刻みます。 やってきたのは東京駅の丸の内。KITTEのクリスマスツリーにミチテラスのイルミネーションなど話題になりましたね。クリスマスディナーといえば、フレンチやイタリアンに夜景やイルミネーションと相場が決まってます。 せっかくなのでクリスマスっぽい店にいきたいところ。ただ、もちろん目ぼしい店は当日予約なのでもちろん全滅。そんなときに目をつけたのが焼き鳥。そうです、クリスマスといえばチキンですからね! 洗練されたレストランが並ぶ東京ステーションホテル内の焼鳥店『瀬尾』。麻布十番に本店を持つ瀬尾は、ワインが似合う大人な雰囲気。ガヤガヤしたいわゆる焼鳥店はとはイメージが違う。焼鳥=チキンでクリスマスの構図はギャグのつもりが、本当にクリスマスが似合う店だ。 クリスマスですからね、奮発して一番高い「特選コース」をいただきます。 最初は前菜から。川俣軍鶏と鴨ロースの焼き物。ベースとなる味付けも上手だが、軍鶏に柚子胡椒、鴨に辛子とそれぞれアクセントになっている。特に柚子胡椒は柚子と青唐辛子自体が大きめなカットでこれがかなり好み。 串焼きは8本。ボリューム、味付けともに好感度が高い。「せせり」は脂がほとばしるほどの大きさで、「レバー」はハツのようなプリっとした食感も楽しめる。 「かしわ」は甘辛いタレを香ばしく焼き、「つくね」には青じそのアクセントをつける。 口の中に黄身がはじける「ちょうちん」、これまたボリュームのある「手羽先」とで鶏は計6本。 存在感のある「大黒シメジ」に甘い「小玉ねぎ」など選び抜いた野菜も面白い。 他にも季節の一品料理が2つ。築地の「きつねや」を思わせるような濃厚な鳥の煮込み料理に丹波しめじのお浸し。 食事は6種のうちから選択できる。「鳥皮まぶし丼」と鳥スープ仕立ての「稲庭うどん」をいただきます。普通の焼鳥屋さんの〆に一つ工夫があっていいですね。 クリスマスに夜景のみえる高級フレンチもいいですが、焼鳥という日本料理のチキンで過ごすのもいいものです。 — 焼鳥 瀬尾050-5868-1687東京都千代田区丸の内1-9-1 東京ステーションホテル B1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13147468/