2016.10.29 夜 名物の「よ多漬(よたづけ)」とは!?@よし田 鰻 上野・浅草・日暮里 5000円〜9999円 ★★★☆☆ 土曜の夜の浅草橋。元は花街だったという柳橋周辺も寂しいものだ。ほとんどの店が閉まっているが1つの明かりを発見。鰻店『よし田』の扉を開く。先客は一人のみで静寂が場を支配するが、鰻の香りは多弁だ。 鰻は注文してから捌く。素焼きをした上で蒸し、タレをつけて再び焼く。江戸前の手法に忠実な鰻は待ち時間が長い。この時間の使い方こと江戸っ子の粋の見せ所です。お酒を傾けながら、何をつまんで過ごすかが重要です。 だが、よし田では迷う必要がない。「よ多漬(よたづけ)」で決まりだ。あまり聞きなれない名前ですよね。当然です、よし田が商標登録を持っているのだから。由来はずばり店名からとったそうです。 串打ちして火入れした鰻を味噌漬けにしたもの。冷蔵庫で熟成されて脂が旨味に変化。濃厚な旨味と味噌が混ざり合います。口の滞在時間の長さと濃厚さは蒲焼の待ち時間にぴったりだ。 鰻は特上。先代の頃から継ぎ足しで使っているタレは甘さが控えめ。少々多めにタレを使っているがしつこさを感じさせません。いわゆる関東のふわふわとも関西のカリカリとも表現しがたい。よく言えばいいとこ取りというところか。 そうそう、鰻の香りが多弁だといったが奥様も負けず劣らず多弁。大将も奥様にひっぱられるように笑顔で会話をしてくださいました。人柄をあらわすエピソードを最後に1つ。土曜休みにすると近所の人が困っちゃうと営業を続けているそうだ。居心地のいい鰻店。是非よ多漬をつまみながら粋な時間をお過ごしください。 — よし田03-3851-7802東京都台東区柳橋1-26-10 吉田ビル 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1311/A131103/13016878/