2016.10.21 昼 カリスマ経営者も愛したという築地の寿司@龍寿司 寿司 築地・湾岸・お台場 3000円〜4999円 ★★★☆☆ 人の長所が多く目につく人は幸せである。松下電気の創業者にして今なを経営者のカリスマとして絶大な人気を誇る松下幸之助氏の言葉だ。人の悪い部分が気になる時に必ず振り返る言葉だ。このことはグルメの道でも強く意識している。粗探しのようなコメントは絶対避けたいと思っています。 さて、やってきたのは築地市場。昭和34年創業の『龍寿司』のランチをいただきます。贅沢に一番高いコースである「おまかせ寿司」(4300円)をいただいてみましょう。 赤酢のシャリは角の取れたまろやかなもの。築地の新鮮なネタを邪魔しない意図でしょうか。新鮮さがものをいう「秋刀魚(根室)」と 本日のおススメという「鰤(北海道)」がお気に入り。脂ののった鰤は口の中でとろけていきます。 その他、7貫あってコースは終了。 「真鯛」 「鰹(気仙沼)」 「墨烏賊(鹿児島)」 「赤貝(香川)」 「白魚軍艦(青森)」 「トロ」 「大車海老(大分)」 「雲丹」 そうそう冒頭で紹介させていただいた松下幸之助先生。なんと龍寿司の常連さんだったんだとか。その中でも最も愛したネタが「穴子」だったそう。カリスマ経営者にあやからせていただきます。 江戸前を代表する穴子。東京湾で獲れる大ぶりな穴子をじっくり煮て仕上げる。その証拠に小骨の存在など感じる間もなく口の中でとけていきます。ちなみに龍寿司の開業時で松下先生の年齢は65歳。柔らかい穴子を愛した理由はそういうことでしょうか。 — 龍寿司東京都中央区築地5-2-1 築地市場 1号館https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13014830/