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2016.10.16 夜

グルメ道にも終わりはない!!「未在」で志を学ぶ。@未在

日本料理

京都市

50000円〜

★★★★☆

学ぶことに終わりはない。これを仏教用語で「未在」という。いまは京都でナンバーワンを争うほどの人気を誇る『未在』。いつまでも勉強という姿勢こそが成長を支えた最大の要因なのでしょう。

「未在に行った」と話せば必ず議論になるのは全て食べられたかどうか。京都流のもてなしなのでしょうか?茶懐石の基本となる飯と汁物をいただいた後は、凄まじい量な刺身が並ぶ。

鯖、烏賊、烏賊のエンガワ、鯛。大間、竜飛、ボストン産の鮪に皮目の塩焼き。一人三切れも四切れも用意される。さっそく噂の洗礼にあいました。笑

八寸ももはや十六寸と表現したほうがいい充実度。ちなみに八寸とは八種類という意味ではなく、サイズ(24cm)を示すのでお間違いなく。

京都らしい旬の素材もたっぷり堪能。特に甘鯛で鱧の真丈を包んだ椀物から香る松茸などは印象的だった。
素材はどれも最高級。琵琶湖の子持ち鮎、新潟の松葉蟹、黒鮑にかますなど最高の食材が秋を告げます。

最後の食事も印象的。薄く塩味が効いた焦がし湯を白飯のうえにかける。出汁を使わない質素な作りでしめくくるところが、さらに京都っぽさを強調します。

未在は料理だけでなく器も見所だ。贅沢なことに一足早い誕生日祝いをしていただきましたが、誕生日の人の器がさらに素敵なのだ。常に鶴が縁起を担ぐように舞っている器で提供される。サプライズで仕切ってくださった宮崎先生には深く深く感謝申し上げます。

鶴は千年というが、仮に千年生きたとしてもずっとお勉強ということですね。これこそが「未在」。ミトミえもんも精進を重ねてまいります。グルメ道にも終わりはない!!

未在
075-551-3310
京都府京都市東山区八坂鳥居前東入ル円山町613 円山公園
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26002279/

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