近所で見つけた素敵なビストロ@ル ピニョン

久しぶりのご近所探訪。引っ越ししてから約２年。周辺のレストランは食べ尽くしたと思ったが、そんなに小さい街ではない。本日訪ねたのは『ル ピニョン （Le Pignon）』。住宅街に佇むこじんまりしたセンスのいいビストロだ。オープンしたのは2014年とちょうどミトミえもんと同時期にこのエリアにやってきたそう。

まずは冷たい前菜。スペシャリテという「鶏白レバーとフォアグラのペースト」

プリンのようななめらかでクリーミー食感。二層に分かれたフォアグラと白レバーはフォアグラに軍配。鼻血がでそうなほど濃厚なので、バケットだけでは処理しきれない。さては自家製というパンを売る作戦だな！まぁ、うまいからいいんだけど。

温前菜には「ブーダンノワール」
梨のコンポートなどのソースの準備があるが、これらは必要がないほど濃厚な甘さ。豚の血で鼻血がでそうです。

メインには「鴨胸肉のロティ」
チーズをたっぷり加えたパン粉のクルートで作られたハンガリー産の鴨。燻製されたチーズの香りの風味と鴨肉が抜群の相性。チーズの強さが鴨のくせを消し去ります。

かっちりしたコースではなく、アラカルトのビストロ形式。一枚皿にワインを一杯。そんな使い方ができそうな魅力的なお店。いい店を見つけた。

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ル ピニョン
050-5596-0903
東京都中央区日本橋蛎殻町2-15-1 浅井ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13168909/