怪しすぎるタイ料理店！人も店も見かけで判断してはいけません。@サイフォン

ここはどこ？小岩は絶品のタイ料理店がたくさんあるのご存知でしょうか。しかも示し合わせたかのようにすべてが軒並み怪しい風情なのです。

その中でもトップクラスに怪しいのが『サイフォン』。まず入り口で二度見することは必至。だって、カラオケとか踊りとか書いてますから。ドアにも美しい等身大のアジアン美女がにっこり微笑む絵が描かれます。

勇気をもってドアをオープン。ソファは半円で全ての席が中央のカラオケ台を向いてます。笑　わかってはいたけどフィリピンパブ的な店の居抜きであること確定。わかってはいたけどね。タイ料理屋の匂いではなく、その当時の少し埃っぽく、煙草の染み付いた匂いが鼻につく。  

もうある意味お腹いっぱいですが、ちゃんとタイ料理もいただいてみましょう。人を外見で判断するべきではないことは幼稚園の頃から知ってます。

「ヤム・タクライ」
レモングラスのサラダ。海鮮のサラダといっていいくらいのボリューム。海老、烏賊に加えて帆立まで。

やっぱりうまい！基本的にタイ料理好きなんだろうなぁと再確認。それとも運よく美味しいタイ料理の店にあたってるのか？小岩の怪しいタイ料理店は総じてうまい。

「トート・マンクン」
海老のすり身のコロッケ。何だこれ？めちゃくちゃうまいぞ。パン粉のさくっとした歯ざわりの次にやってくる生のような食感のふんわりした海老。

この風味だけでもたまらないが、チリソースをつけるとさらに美味。

「プラー・ヌン・マナーオ」
イズミダイのハーブ蒸し。なんと現天皇陛下からタイ王国に送られた魚なんだとか！もしかしてタイだけにイズミダイですか？洒落がきいておりますね。我が国の象徴だけのことはある。

ハーブの効果で辛さ満点、これも好みの味付けです。身も多いので食べ応えがあります。

「トム・ヤン・クン」
定番のスープ。これが美味い！！食べた料理の中でも随一。柑橘がきいたようなハーブの香りはもちろんなのだが、スープとしての完成度が高い。

なんというかコクがあるんですよね。一口ごとに旨味が感じられるスープ。表面だけではなく、深いところまで作りこまれているような印象。この外観からはやはり想像ができない。

「カオ・パット・ナムプリックパオ」
辛醤の炒飯。辛いもの食べ過ぎてご飯がほしくなったのに、また辛いご飯ものを選択。

辛いスパイラルから抜けられません笑。甘さも感じられる炒飯は癖になる味で、持ったスプーンを置くことができませんでした。

やはり人も店も見た目で判断してはいけませんね。まさかこれほどのトムヤンクンが出てくるとは、、、
癖になってしまうタイ料理、この店の内装も途中から癖になってしまいました。
次は大人数できてカラオケでも披露しようか。

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サイフォン
東京都江戸川区南小岩8-10-2 交友ビル 1F
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