2016.09.04 夜 ピザをピッツァにした男のピッツァ@聖林館 イタリアン・ピザ 東急沿線 3000円〜4999円 ★★★☆☆ ピザをピッツァにした男。うわー、超カッコいい!海賊と呼ばれた男みたい。男の名前は『聖林館』のご主人である柿沼氏。日本においてナポリピッツァを有名にした男である。 発音は英語でもイタリア語でも「ピッツァ」に近い。きっとピザという読みはローマ字表記の影響が大きいだろう。このピザは元々窯のない環境で作っていたもの。ピッツァにはもちろん400℃以上の温度の窯が必要だ。もちろん聖林館ではイタリアから輸入してピザ窯が使われる。 その自信はメニューからもうかがい知れる。ナポリピッツァのルーツとも言われている「マリナーラ」とナポリピッツァの代表格である「マルゲリータ」のみ。種類を増やしてごまかすのではなく、シンプルなピッツアのみを提供している。 「マリナーラ」もっちりした生地はさすがピッツアと名乗るだけもの。 ローズマリーをねりこんだ生地は小麦粉の甘いフレーバーを感じさせ、トマトの塩味が強く融合する。薄めの生地の塩分が多少気になるが、香ばしく焼かれた耳の香りが拭い去ってくれます。ニンニクは新鮮な印象があり、絶妙なタイミングで投入された証拠でしょう。 「マルゲリータ」マリナーラ同様の酸味と塩味の強いトマトソースはどうしても好きになれないが、存在感のあるモッツァレラやバジルのアクセントがもっちりした生地との一体感を作っている。 チーズの香ばしさと小麦粉の甘い香りの相性はぴったりだ。 ピッツアだけに焦点を当てがちであるが、「ブロッコリー」も人気メニューの1つ。 ぺペロンチーノ風の味付けのニンニクや鷹の爪の香りが酒へと手を誘います。アクセントに混ぜられたパセリもいい仕事。 店の構造だけでも一見の価値があります。必ず通過する導線である1階には例のピザ窯。レストランフロアである2階や3階には目が回りそうなほど螺旋階段があがる構造。 女性のスカートはおススメしません。笑(一見の価値はこっちの話じゃありませんよ!) — 聖林館03-3714-5160東京都目黒区上目黒2-6-4https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13003188/