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2016.06.05 昼

「名古屋の鰻はひつまぶしだけじゃない!」@宮宇 浄心店

名古屋市

1000円〜2999円

★★★★☆

名古屋の鰻といえば「ひつまぶし」が筆頭に挙げられる。この思考は見直したほうがいい。個人的な好みの問題もあろうが、鰻自体の旨味はやはり白焼や蒲焼でこそ感じられる。名古屋は鰻の名所の1つ。何もひつまぶしだけではないはずだ。今回は自信をもって蒲焼のおすすめの店を紹介したい。

創業100年を超える『宮宇 浄心』メニューに「ひつまぶし」はない。うなぎ丼、うな重、長焼御膳、中詰の4つ。

中詰は文字通り。ご飯の中にも蒲焼が詰められているもの。

食べ進むと現われる鰻の層はやはり嬉しい。サプライズもバレバレでも嬉しい物ですもんね。備長炭使用で外はかなりしっかり焼かれる一方で身はふわっと焼きあがる。

色からも想像できるが味は甘く濃厚。濃厚さは名古屋の専売特許ですもんね。好みはわかれるところかもしれないが、ご飯との相性は抜群だ。100年以上の継ぎ足しというタレの物語ふくめて一度は食べて欲しい。

もう1つ見直したほうがいいものを発見。うなぎ丼が2190円に対して、中詰が2760円という差額。量と金額がまったく比例してないのだ。まぁ、消費者の我々には大変ありがたい話なんだけど、、、どうやらご子息がいる模様。彼にもし会うようなことがあれば跡を継ぐよう説得してみよう。

最後に。同じ名古屋に宮宇本店が存在しているが、本店と支店という関係ではない。知らない人は本店を目指してしまいそうでなんとももったいない。最後まで余計なお世話だが、「宮宇浄心 本店」に屋号も見直してみたらどうだろう。

宮宇 浄心
052-531-5104
愛知県名古屋市西区浄心1-1-45
https://tabelog.com/aichi/A2301/A230109/23025983/

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