2016.04.25 夜 超人気店「よろにく」の先にあるものは!?@よろにく 焼肉・肉料理 原宿・表参道・青山 10000円〜29999円 ★★★★★ 東京で焼肉を語るのであれば片手には必ず上がるだろう名店。南青山の裏路地という立地から知る人ぞ知る焼肉店だったが、もはや知名度は日本トップクラス。約2年ぶりの再訪は、社長のバンさんとの出会いがきっかけ。 四月某日。桜満開の木の下でのBBQ。サプライズゲストのバンさん自ら肉を焼き、特製のタレでふるまってくれた焼肉。 どうしようもないほど「よろにく欲」を高まらせての来訪である。バンさんの心意気は、よろにくの「先」にあるものを見せてくれる形で表現される。 挨拶代わりの生春巻き。生肉とは思えない肉質が素材のよさを説明してくれる。添えられた金箔はテンションを上げる装置としても働く。キター!! フィレ肉を使った「ビフカツ」低温調理でゆっくりと火を入れられた分厚いヒレ肉は表面だけが熟成したように色づく。 ビフカツの肉汁と混ざり合った衣も抜群にうまい。 久しぶりに頂いた一口ご飯を包むシルクロースがもはや普通に見えてしまうほど。 舌で転がせば、焼肉界を刺激したスペシャリテの素晴らしさはすぐに再確認できますが。 シルクロースにおいては蒸された野菜の球体を包む新しい提案もあり。ゴマだれでいただくシルクロースも絶品です。 終盤には弩級のサプライズが待っております。 割下にくぐらせ肉と卵黄をまぜる。この上にバンさん自らトリュフを贅沢にスライスしていく。 テーブル中にまで香り立つ一品。期待通りに口の中に風味が広がる。これをご飯と絡めた味は説明の必要がないだろう。 サマートリュフでこのクオリティーなら、白の場合はいったいどうなってしまうのか。三芳の料理からのインスピレーションだそうだが、天才料理人達の刺激のし合いは我々にも享受があるようだ。白トリュフは三芳ともども新しい宿題ができた。 最後はバンさんと記念撮影。パシャ! — よろにく03-3498-4629東京都港区南青山6-6-22 ルナロッサ B1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13042979/