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2016.03.14 夜

凄まじい経歴を持つ太田シェフからの学び「統一感の重要性」

パーティー・イベント

惚れました。しかも男にだ。最初に言っておきますが、そっちの趣味があるわけではありません。彼の料理、ひときわ彼のペルー料理に惚れたのだ。太田哲雄シェフ。スペインの『エルブジ』、ペルーの『ガストン』など経歴が凄まじい。レストランでもやっててくれればいいのだが、彼は店舗を持たないためお会いできる機会は貴重だ。

ということで参加したのは彼が実施する料理教室。しかもイタリア料理の教室だ。笑 それでも参加されてる女性達の後ろから、彼の料理の魅力の因数分解を試みる。こんにちは、料理教室なぞ初めてでどうしていいかわからないミトミえもんです。学んだのは、統一感の重要性。

「茹でホワイトアスパラガス、ほんのり温かいパルメザンチーズのザバイオーネソース」

アスパラガスを茹でる湯には、野菜の固い部分を出汁でとる。

こういった1つの食材での調理は統一感を生むと同時にまたエコでもありますね。その他産地の統一感は、味にまとまりが出るのだとか。

「トレンティーノ州のフレッシュパスタ”スペッツレ”、酸味のあるクリームソースで和えて」

スライサーのような器具で作るパスタであるスペッツレ。

トレンティーノ州のパスタだそうで、細かい形状が特徴的。

ドイツの国境沿い。イタリア北部に位置し、他国の影響を大きく受けているそうだ。トレンティーノ産のパンチェッタやチーズで和えていただきます。

産地の統一感も味のまとまりを生むようです。

「牛頬肉のブラザード、ピエモンテ州のバルベーラワインで煮込んで 」

柔らかく煮込まれた牛頬肉。この辺りからは料理教室モードから完全に食べるモード。

簡単にいえば酔っ払ったんですね。ワインで作った料理をワインで合わせる、これも統一感の成す術。気持ちよく酔いました。

「揚げたプチシュークリーム、カスタードクリームを絞り入れて」

甘いものは好まないが、料理に携わると印象は変わりますね!イタリアンの顔も新鮮でしたが、次はペルー料理をお願いします。次に会えるのを楽しみにしてます!!最後にもう一度言っておきますが、そういう趣味はございません。

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