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2016.01.28 夜

主役は日本酒。アテの種類が豊富な引き出しの多い料理店。@沿露目

居酒屋・定食

築地・湾岸・お台場

5000円〜9999円

★★★★☆

ゾロ目とは同じ数字が続くこと。はたして『沿露目』にはどんな文字の羅列が見られるのでしょうか?門前仲町。富岡八幡宮はじめ仏閣を有する門前町で情緒の残る街並み。個人的には近代的なオシャレタウンより数倍居心地がいい。

カウンターのみ雰囲気も門仲によくマッチしている。創業はまだ若く、2013年のことだそう。ご期待に漏れずゾロ目の11月11日にオープン。これが由来であろうか。笑

お酒は日本酒が主役。食べ物については主役というか名物を用意していない。なんでも気に入ったものをどんどん取り入れるのだとか。どこかのIT会社のようですね。M&Aでどんどん規模が拡大していくような。

例えば、この「穴子煮こごり」
同じ門前仲町にあった『浅七』(2012年閉店)にインスパイアされたそうです。自分なりの味に昇華させているそうだ。旨い。

「金目鯛」の昆布締め。
じっくり手がかかってることは一口いただけば明らか。煎り酒で程よい酸味をつければ完成です。

美桜鶏の「レバ刺し」
文字通りの桜色の美しい肉質が特徴だが内臓も然り。臭みよりも甘みを前面に感じる一品。

「深川春巻」あさりたっぷり。土地にも習う姿勢のようだ。

「ウイスキーバターポークソテー」
少量のバターにウイスキーを入れると香ばしさや風味が手に入る。日本酒に合わせた和の店かと思えば、守備範囲が広い。修行した店の先輩がなんでも作れたのだとか。しっかり吸収してるんですね。

〆の「鯖サンド」
鯖の加減やマスタードのアクセントも悪くない。ただ、個人的には京都の『祇園ろはん』の鯖サンドが日本一だと思っている。是非こちらも大将にM&Aしてもらいたいものだ。

ゾロ目のように同じものが並ぶというよりは引き出しの多さを感じる。共通点を探すとすれば、どれも「旨い!」といったところでしょうか。

いただいた日本酒のメモも残しておきたい。

「賀茂金秀」広島

「國権」福島

v

「獅子の里 オリゼー純米酒」金沢

「鷹来屋五代目」 福岡

ちなみに相方のレモンサワーも旨い!国産レモンで作っているそうです。EXILEさんと飲んだ時は紹介しなきゃ。

酒亭 沿露目
03-5875-8382
東京都江東区富岡1-12-6 阿久津ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13162236/

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