2016.01.19 夜 関西出身の小料理店。さけのさかなの肴にハズレなし!@さかなのさけ 居酒屋・定食 六本木・麻布・広尾 5000円〜9999円 ★★★★☆ 関東と関西で呼称の異なる食べ物、いくつ挙げられますか?食べ物じゃないけど、マクドナルドの略称が最も有名な例でしょうか。その他、肉まんやおしるこは、それぞれ豚まんやぜんざいと呼びます。 さて、この種は関東・関西それぞれで何と呼ぶでしょうか。 店の名物「自家製ひろうす」。関東の方々には「がんもどき」といったほうが馴染みがありますね。語源はポルトガルのフィリョースというお菓子なんだそうです。 関西風の呼び方、つまりご主人の出身は関西なのです。というよりお店ごと大阪発で、そのまま東京にもってきたそうです。六本木の裏通りには今でも大阪時代の常連さんが足を運んでいるのだとか。 真ん丸な形はなんだか贅沢な印象を持ちますね。温かい出汁に合わさったたっぷりの具材、冬に優しい一品です。 『さけのさかな』の肴にハズレなし。 「津久見釣サバ」新鮮さを証明する弾力。この食感がすべて旨味。 「さといも含め煮」甘さは煮汁だけではない。素材の甘さもきっちりひきだす。 「とり白肝山椒煮」ねっとりした食感に山椒のするどさ。熱燗との相性がばっちり。 「コチの唐揚」高級魚のコチ。白身を堪能! 最後に紹介する肴。「太刀魚南蛮漬け」酸味が適量で旨味を引き出す仕事に徹底している。 酸っぱい感じが好きな方には物足りないかも。そんぶんの旨味がしっかり感じられ、これもお気に入りの一品になりました。食事の最後は、「サバ刺ごはん」 刺身とご飯を別々に提供。胡麻や紫蘇などを使った丼を想像していたが、これはこれでシンプルでよい。赤出汁と一緒にいただきました。 カウンター割烹のような小料理店。居心地のよさが素晴らしい。料理を担当する奥様の品の良さ、ご主人の付かず離れずの接客などもファンが多い理由の1つだろう。何より小さめの皿で楽しめるスタイルも完全なお気に入り。 ちなみにずっと気になってたのだけど、『さかなのさけ』って逆じゃないのかな。正解は酒の肴だと思うのだけど。。。これはもしかしてツッコミ待ちということでしょうか!? — さかなのさけ03-3408-6383東京都港区六本木3-8-3 遠藤ビル1階https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13040077/