2015.11.16 夜 夜中にラーメン食っても「よかろうもん!」。超濃厚とんこつラーメン。@とんこつラーメン よかろうもん ラーメン・つけめん 両国・錦糸町・小岩 1000円〜2999円 ★★★☆☆ よかろうもん。意味は別にいいじゃん!くらいのニュアンスの博多弁。提供するのは博多を代表するとんこつラーメンです。 麺のかたさは「スーパー粉落とし」から「やわらか」までの7種類から選べる。この粉落としとは打ち粉を落とすために湯通しするだけといわれる固すぎる麺のこと。「粉落とし」という言葉は、今はない『なんでんかんでん』の川原社長の言葉として知られる。東京で博多ラーメンを流行らせた伝説のラーメン屋である。 実はここ『よかろうもん』は『なんでんかんでん』をルーツとする店。昔からのファンたちも場所を変えて通っているそうです。なんかんでん出身で本格的な豚骨ラーメンを提供する。緑のユニホームにテーブル、黄色のカウンター。キーカラーがド派手なお店です。 トッピングも博多ラーメンらしくいろいろある。「ラーメン」(680円)に「きくらげ」(200円)と「明太子」(200円)のトッピング。ちなみに固さはふつうの1つ上である「バリ」でお願いしました。着丼したラーメン、見るからにスープの濃度が高い。 一口すすると見た目通りの粘度。このレベルの粘り気とはあまり出くわさないですね。このスープの材料はすべて九州産。部位ごとに異なるスープを作ってブレンドしているそうです。濃度はなんと通常の倍近くもあるそうです。とろみが強く、そのぶんなのか豚骨臭も強く感じます。麺も本場九州でブレンドした小麦、海苔は九州、青ネギは大分と九州へのこだわりが強い。 さて、ここからは替え玉も意識した味変のドラマを楽しみましょう。デフォルトの豚骨臭の強さは、紅生姜、白胡麻、胡椒でだいぶ和らぐ。 トッピングの明太子をときながら頂きます。強いとろみは麺との一体感を作ってくれます。 替え玉。ここからは自家製の辛子高菜とニンニクの出番。 辛子高菜は少量ずつ溶くのがおすすめとありますが、多めに投入するのがおススメ。ニンニクが生む濃厚さに説明は必要ないだろう。塩味が足りないときは卓上のうまみ汁をうまく活用しましょう。のりに描かれた「よかろうもん」の文字。 夜中にラーメン食べてもよかろうもんと背中を押してくれます。明日起きたら間違いなく「よくなかろうもん」になるんだろうな。 ―とんこつラーメン よかろうもん050-5596-5670東京都墨田区緑3-17-8https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13018004/