2015.10.11 夜 個性的!白いカレーうどんの正体は!?@初代 恵比寿店 そば 渋谷・恵比寿・代官山 1000円〜2999円 ★★★☆☆ いつも賑わう恵比寿の日曜日の夜は例外。あまのじゃくのミトミえもんはそんなときに限って参上します。恵比寿駅前通りの商店街を歩くと、白を基調としたデザインされた外観と出会います。『手打酒彩蕎麦 初代』も文字が明朝系のフォントでさらにおしゃれ感を増します。 店の形状はいびつな空間で狭いのだが、空間デザインが秀逸で広い印象を与える。天井の高さや外観同様の真っ白な空間がそうするのだろう。ビフォーアフターにでてきそうな空間の使い方です。笑 名物料理もデザインが凝っている。「初代のカレーうどん」(1100円)。これがなんとも個性的。第一印象は絶対これ。「白い」のだ。 ムース上の白い物体正体はジャガイモ(マッシュポット)と生クリーム。カレーうどんをコーティングしている形になります。生クリームはカレーの隠し味の定番だし、マッシュポテトが付け合せででるのも珍しくない。決して奇をてらったのではなく、相性のいいもので作り上げた作品です。 ふわふわしたマッシュポテトはカレーうどんである認識を失わせます。うどんをすくい上げて初めて認識を取り戻してくれます。 時間が経つと自然とムースがカレーに溶け込み、全体的にはコクがありマイルドに仕上げていきます。 やはり甘めな仕上がりになるので、黒胡椒のアクセントがかなり重要。よくよく考えると、じゃがいも、カレー、うどんって炭水化物揃い踏みですね。汗 白いカレーうどんのインパクトにひっぱられてしまいましたが、あくまで看板は蕎麦屋。「鴨団子そば切り」もいただきます。 粗めに結合された鴨団子にはつけ汁隙間なく浸透して食べ応えがある。こちらも黒胡椒のアクセントはいい働きをしてくれます。そばもうどんもそれ自体には特段魅力を感じなかったが、空間デザインしかり演出という目で楽しむ食事の満足度は高い。 その他、旬彩。「初代風だし巻き卵」は甘め。 「鴨ロース焼き」はカリカリの仕上げ。つまみの種類はほかにも充実してます。 ―初代 恵比寿店03-3714-7733東京都渋谷区恵比寿南1-1-10 サウスコラム小林 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13118189/