2015.10.10 夜 ゲンカツはとんかつにあらず!ミルフィーユのとんかつはエンタメ性に溢れる。@ゲンカツ とんかつ・揚げ物 銀座・新橋・有楽町 1000円〜2999円 ★★★☆☆ 土曜の昼。銀座は歩行者天国として賑わう。ランチタイムを過ぎた14時前だったので客足はちらほら。銀座四丁目の交差点の程近くの好立地のビルの3階に入るのは、本店を恵比寿におく『キムカツ』の銀座店舗。なぜ名前が違うのかはわかりません。 タイトルに書かせてもらったが、ゲンカツは所謂とんかつではない。二十五層にまで重ねたミルフィーユ上のとんかつでオリジナル性にあふれる。ただし、これにはメリットがある。重ねて隙間ができているぶん、食感がふわっとするのは面白い。 最大のメリットは肉の層の間に味付けが可能になるところだろう。メニューもそのメリットを生かしたもので7種類の準備がある。プレーン、チーズ、黒胡椒、ネギ塩、ガーリック、梅しそ、柚子胡椒。 せっかくの機会なので数をこなせる盛り合わせ。「二品盛」(2800円)を注文。「柚子胡椒」と「チーズ」。辛めと甘めでバランスをとってみました。 普段ならプレーンは必ず押さえるが、ここはエンタメ性を優先してる印象。乗っかってみましょう。 ちなみに盛り合わせは定食じゃないのでご飯も追加しましょう。「炊き立てご飯セット」(480円) ミルフィーユの特製を活かした味付けなのだから、よくよく考えればソースはいらないのでは?肉自体からは塊感やジューシーさは感じないので若干淡白な印象。ポジティブにとらえればしつこさがなく女性でも食べやすいとんかつに仕上がる。衣は粗めでサクサクもいい食感。 王道のとんかつとみると違和感がありますが、ゲンカツという新しいジャンルだと思うとありな一品。 ―ゲンカツ東京都 中央区 銀座 4-6-18 銀座アクトビル 3Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13025618/