2015.04.23 昼 スープカレー本家の血筋。本店の味にどこまで近づけるのか!?@ガネー舎 カレー 銀座・新橋・有楽町 1000円〜2999円 ★★★☆☆ スープカレーの発祥といえば北海道。時は1964年。『アジャンタ薬膳カリィ本舗』がそのルーツと呼ばれる。スープカレーを命名し、全国区に押し上げた『マジックスパイス』も元祖と名乗っている。ただ、この議論は不毛である。双方スープカレーの誕生と拡大に貢献したことは間違いないのだから。 本日は新橋のスープカレー『ガネー舎』へ。 冒頭の紹介は実はガネー舎のルーツそのものに関連する。スパイスと漢方の融合でスープを完成させたアジャンタ。お弟子さんが国立で『とんじ』をオープン(今は閉店)。このとんじで修行したのがガネー舎の店主米山氏なのである。つまり孫弟子ということだ。 定期的に本店からスープを取り寄せるなど、忠実に本店の味の再現を目指しているそうです。30種類以上のスパイスと15種類の漢方が作るスープ、堪能させていただきます! と、その前に。メニューを精読。定番はとりカリィに加えて、野菜、茄子、トマト、限定5食のメンチまで豊富なラインナップ。トッピングも種類があって迷っちゃいますね。 何より一番選択を悩ませるのがスパイス。通常の辛さに加えて、7種類のスパイスを追加することができます。マサラのような粒状のスパイスから、ガネーの心臓(島唐辛子)はパウダー状、その他オイル状のスパイスと素人レベルには判断がつきません。丁寧に教えてくれるので、店員さんに相談してみてください。 ・とりカリィ(1000円)+煮卵(100円)+スペシャルマサラ(100円) ベースを崩さないように顆粒のスパイス(スペシャルマサラ)でいただきます。辛さへの対応策としてプラス50円で大盛りを発注。 見た目はスープ状というよりオイル状ともいえる。ボリューム十分なほろほろのチキンレッグに、スープカレーらしいごろごろの野菜達。よく煮込んであり、さすがは元祖スープカレーらしく基本に忠実。顆粒のスパイスは、チキンや野菜の上に山盛り。 しっかりめのサフランライスをよく浸して、スパイスで辛さを調整。アナログな一体感ですが、味のレベルは確実にあがります。 漢方はもちろん、辛さよる発汗のデトックス効果もあるでしょう。健康食としても魅力的な元祖のルーツをもつスープカレーです。 ―ガネー舎03-3433-0309東京都港区新橋5-12-2 鴻盟社ビル B1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13001507/