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2015.04.20 昼

四谷名物!かけかつ丼!@鈴新

とんかつ・揚げ物

四ツ谷・市ヶ谷・飯田橋

〜999円

★★★☆☆

かつ丼と言えば割り下で煮て、卵でとじるのが一般的。もはや四谷名物ともいえる「かけかつ丼」は、独特の食感。人形町の老舗『小春軒』の独特なカツ丼として有名であるが、どちらにも共通しているのは生み出すのに努力を惜しまなかったこと。

・かけかつ丼(1200円)
最大の特徴はサクサクの食感。大前提として、こちらはかつを煮ない。特製のタレで煮た玉ねぎのみを卵でとじて、白いご飯の上のカツに「かける」のである。こうして生まれるサクサク感が新しい印象を与える。しかも、卵とじをかける部分が時間がたつとカツにしみ込み、また違う表情を見せる。

サクサクのカツにトロトロの玉ねぎと卵。タレは量と甘さには相当な苦労があったそうだが、個人的にはまだ甘さが目立つ。揚げ物の油も多めな印象だが、しっかり下味をつけた肉はものすごく美味い。結果、サクサクな食感が嫌いな人はいないですよね。新しいカツ丼として是非食べてみてほしい。味噌汁も妥協のない豚肉たっぷりの豚汁も好感度が高い。

創業は58年を数え、移転は繰り返しかつての置屋でかつを揚げ続ける。コの字のカウンターのみで店の壁には大将の油絵。お客様からの還暦のプレゼントのようです。荒木町で愛され続けた事実が伝わってきます。

名物の「かけかつ丼」に加えて、「煮かつ丼」「おろしそうすカツ重」と合わせて「かつ丼3兄弟」と命名。それぞれに特徴があり、機会があればコンプリートしてみたい。


鈴新
03-3341-0768
東京都新宿区荒木町10-28 十番館ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130903/13027073/

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