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2015.03.19 夜

達成感のために食べる!?トライアストンのようなラーメン。@蒙古タンメン中本 品川店

ラーメン・つけめん

浜松町・田町・品川

〜999円

★★☆☆☆

辛いものはお好きですか?辛いものに目がない人って皆さんの周りにも多いですよね。もはやトライアスロンや登山の感覚に近いのでしょうか。もはや味というよりも完食の達成感が勝っていると思ってしまいます。

「辛さ」ってやつは、カレー、らーめん、麻婆豆腐と様々な形で目の前に登場します。辛いものは好きだけど、辛さ優先のコンセプトの印象が苦手であまり積極的でないのは事実。そして、品達のようなエンタメ優先で作られた空間も少々苦手。だって、やはり土地、風土、人、エピソードのすべてが味を構成してると思うから。

ネガティブキャンペーンっぽくなってきてしまいましたが、経験者以外は語ってはいけないのがポリシー。突撃します。

・蒙古タンメン(800円)
中華料理の色なのか、唐辛子の色なのか赤を基調とした内装。一味唐辛子を大量に加えた激辛スープに、辛めの麻婆豆腐をトッピング。

もはや熱いのか辛いのかわかりません。激辛のスープがニンニク、にら、生姜などの強烈な具材すらも飲み込んでしまいます。白菜、豆腐、人参、ばら肉、そのいずれも存在感を出すことに四苦八苦してます。太い麺のみ負けずに存在感を放つ。

中本名物という定食(150円)もいただきました。半ライスと辛し麻婆豆腐のセット。とろみオンリーの麻婆豆腐。これは片栗粉の量がすさまじいのかな?あれ?と思ったけど、やっぱり辛い。ゴホゴホ。

一度の体験では中毒にはならず。そういえば、登山にもトライアスロンにもチャレンジしたことがない。おいらには達成欲がないのかもしれない。

実は蒙古タンメン中本には前身がある。すでに閉店している『中国料理中本』。創業者のお名前が中本氏で、こちらも辛い料理を追求していたそうです。1998年に健康上の理由で閉店。ここで跡継ぎとして切望し、何度断れても通い続けた白根氏の熱意によって2000年に復活したそうです。中本の名前を受け継いでいるところにリスペクトを感じます。

あるじゃないですか、エピソード。

実は中本に通いたての頃、最初は辛くてラーメンが完食できなかったそうです。今度こそはとリベンジするうちに中毒になったようです。やはり達成感中毒、やはりこれはトライアスロンの世界である。中毒になった猛者達が今日も丼を空にしていく。


蒙古タンメン中本 品川店
東京都 港区 高輪 3-26-20 品達ラーメン内
https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131403/13136554/

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