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2015.01.13 夜

蕎麦界で低価格・高品質を目指す革命児。@誠や9号店

そば

東京・日本橋

1000円〜2999円

★★★★☆

駅は人形町。場所は日本橋堀留町あたり。角に達筆な字の看板と店舗が覗ける大きな窓ガラスのお店がございます。

昼は券売機、セルフ、田舎蕎麦の提供、安価がキーワードになる営業スタイルで、夜とは業態を一変させます。夜のキーワードは、居酒屋、十割そば、安価という感じ。

共通のキーワードとなる「安価」店主である福田氏は、日本製粉グループである松屋製粉のご出身。一般的に高いイメージのある手打ちそばに革命を起こそうとしてます。

製粉に対する圧倒的な知識はもちろん、人件費等も含めた徹底的なコスト削減へのこだわりを感じます。といっても味への妥協は一切なし。オススメを聞いても自信をもってせいろ。これは蕎麦へのこだわりと自信を感じます。低価格、高品質への挑戦です。

メニュー、以下。
温は、鴨、野菜天、海老天、わかめ&たぬき、かけ
冷は、鴨、野菜天、海老天、肉汁、せいろ
すべて田舎そばか十割蕎麦かの選択が可能です。

「ちょい鴨せいろ(十割)」1100円
自信を持ってせいろがオススメと言われてましたが、どうしても誘惑に勝てず鴨を発注。色々食べた後ならいいのですが、単品となるとどうしても。

蕎麦は石臼の自家製粉。国産のそば粉のみを使用した手打ちの十割そばです。細麺なのにコシがあり喉越しがいい上に、風味もいい。十割としての存在感を十分に感じます。

つゆは本枯れ節というだけあり、十分な旨味と風味を兼ね備えます。若干醤油が濃いめな印象もありますが、たっぷりの三つ葉や柚子も含めてバランスがとれてます。濃いめ設定な分、そば湯との相性も言わずもがなです。

ちなみに昼は田舎そばのみ。太めのそばに7:3なのだとか。セルフでやってるため、ワンコインに近い低価格も実現。この2毛作営業は、利益追求ではできないでしょう。

なぜか店内にはギターにマイクスタンド、エルビスのポスター。店主はロックなお人か!?蕎麦界の革命児を応援させていただきたいと思います。


誠や9号店
東京都 中央区 日本橋人形町 3-1-9 小島ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13114431/

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