2014.10.18 夜 静謐なひととき。料理と温泉で疲れを癒す♪@鬼の栖 ホテル・旅館 静岡 ★★★☆☆ 修善寺温泉の人気旅館の一つ。温泉街を抜けた静かな山並みにあります。部屋が一つ一つ独立しており、趣深い。部屋の名前はすべて京都の名所から名付けています。夕方過ぎ着だったので、お風呂をいただいた後、すぐに夕食。 以下、献立。 【先付】・豆乳玉地寄せ 小南京ズワイ蟹 銀あんわさびいわゆる茶碗蒸し。豆乳自体の甘み、丁寧に作った銀あん、蟹の風味。旅館料理で出鼻としては期待できそうです。 【前菜】・いか酒盗・秋刀魚の黒米寿司・無花果、小茄子田楽・百合根湿地茸人参白和え修善寺の黒米といえば名産の1つ。栄養たっぷりの黒米は、もっちり感のあるシャリとなってました。旬な秋刀魚の下で縁の下の力持ち。小茄子なデザイン的にもかわいい仕上がり。 【吸物】◎土瓶蒸し(鱧、三つ葉、松茸、山葵)この季節の土瓶蒸しは定番。松茸の風味をすって、出汁も鱧も言うことなし。 【造り】・ぼたん海老、石垣鯛、まぐろ、あじ、いか新鮮!まぐろが特に美味。ぼたん海老のプルプル感にも注目です。 【焼物】◎米茄子、金目鯛、魳の玉味噌焼きこれが一番好み。玉味噌というのは、1~2年置いたソラマメの味噌。もちろん単体の素材でも十分な旨味の上に、熟成された味噌の風味が各素材にしみわたっている。 【煮物】・菊花蕪 巻湯葉 紅葉麩 ミニオクラ煮物ゾーンはデザインの美しさと、各料理の丁寧さが目立つ。芸術的。 【強肴】・和牛ロースト粒マスタード、レタス、パプリカ 【酢の物】・酒煎鮑、菊花、春菊、海月 ミニトマト 【食事】・松茸ご飯、赤出汁こちらも風味豊かなご飯。お腹いっぱいでしたが、残りはおにぎりしてくれる配慮。 最後は、デザートをいただいて終了。 やはり旬に勝る旨いものはなし。この季節の松茸や秋刀魚は素材からすでに美味。発見は玉味噌。熟成した香りが大変好みでした。 ―鬼の栖静岡県 伊豆市 修善寺 1163https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220504/22022404/