2025.11.03 昼 浦和で出会う、世界三大料理@トルコ料理 アセナ 世界料理(ヨーロッパ) さいたま市 3000円〜4999円 ★★★★☆ 浦和の街中、赤いトルコ国旗が目印。雑居ビルの階段をのぼると、まるでイスタンブールの下町に迷い込んだような空間が広がる。ここは『トルコ料理 アセナ』。世界三大料理のひとつ、トルコ料理を味わえる数少ない存在だ。店名の“アセナ”とは、トルコ民族の象徴とされる雌狼の名。現地の味わいをそのまま持ち込むのではなく、日本の食卓に馴染むよう塩分やスパイスを細やかに調整。それでいて、トルコの家庭料理らしい温もりがしっかり息づいている。 この日のランチは「トルコハンバーグ(キョフテ)」。牛肉100%のタネを直火で焼き上げ、外は香ばしく中は弾力を残す。ひと噛みごとに肉の旨味が押し寄せ、スパイスの香りが静かに追いかけてくる。ハンバーグというより“肉そのものを食べる”感覚で、食べ応え抜群。ピラフのバターの香りと重なり、思わず箸が止まらない。 セットの「レンズ豆のスープ」は、トルコの食卓ではお馴染みの味。豆の自然な甘みを鶏の旨味が包み込み、クミンとパプリカの香りが異国の風を運ぶ。添えられたパンを浸して食べれば、味わいにぐっと奥行きが出る。 「サラダ」はレモンとオリーブオイルでさっぱりとまとめられ、香辛料の余韻を一度リセットしてくれる。 食後の甘味は「トルコアイス」。ねっとりと伸びる独特の食感、ピスタチオの香ばしさが心地よい。あの“伸びるアイス”ブームの主役は、実はサーレップというラン科植物の根から生まれる天然のとろみ。デザートにもトルコらしい遊び心がある。 そして最後はグラスの中の「チャイ」。強めに抽出された紅茶の渋みを、やわらかな甘みが包み込む。食後の余韻が心地よく続く。 全品スープ・パン・サラダ・ピラフ・デザート・チャイ付きという充実のランチ構成。どの皿にも、手作りの丁寧さと現地の空気感がある。浦和で異国の風を感じたいとき、ふらりと階段を上ってみるといい。日常に“世界三大料理”の香りが差し込むはずだ。ご馳走様でした。 — トルコ料理 アセナ048-833-7925埼玉県さいたま市浦和区仲町1-11-4 アネックスビル 3Fhttps://tabelog.com/saitama/A1101/A110102/11052547/