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2025.10.05 昼

変わらないまぐろ丼、変わったのは街の景色だけ。@まぐろ白川

居酒屋・定食

千住・綾瀬・葛飾

1000円〜2999円

★★★☆☆

赤いテントの下、静かな住宅街にその名を掲げる『まぐろ白川』。もともとは六本木一丁目で長年営業していた店が前身。約20年にわたって“まぐろだけ”という潔いコンセプトを貫き、華やかな街で異彩を放っていた。その後、2020年ごろに足立・梅島へと移転。派手な街を離れ、いまでは住宅街に溶け込むような控えめな佇まいだが、根底に流れる信念は変わらない――ここにあるのは、まぐろだけ。

店内はカウンター中心の小さな空間。壁には日本酒のラベルがずらりと並び、肩の力が抜けるような下町の空気が漂う。メニューは潔く丼のみ。まぐろの部位で構成されたシンプルな内容で、まぐろ一本勝負という徹底ぶりだ。

この日の注文は「三色丼」。赤身、中トロ、ねぎとろの三種類で構成される。赤身は素朴で、まぐろ本来の味わいをストレートに感じる仕上がり。中トロは脂がほどよく、しっとりとした口当たり。ねぎとろは空気を含んだように軽く、全体をやわらかくまとめる。驚きやインパクトはないが、どれもきちんと整った仕事ぶりだ。

味噌汁は豆腐とわかめの定番構成。特別なひねりはないが、食後の余韻を落ち着かせる一杯として悪くない。

六本木から場所を移しても芯は変わらない。まぐろに向き合う姿勢も、丼のかたちも、そのまま。華やかな街から離れても、やっていることは昔と変わらない。それがこの店の魅力だろう。ご馳走様でした。

まぐろ白川
03-5888-6206
東京都足立区梅島1-16-19
https://tabelog.com/tokyo/A1324/A132404/13247147/

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