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2025.10.04 昼

勝田台で出会う、クリアな煮干しスープ@中華ソバ 篤々

ラーメン・つけめん

船橋・市川・浦安

1000円〜2999円

★★★☆☆

勝田台駅の線路沿いを抜けて少し歩くと、白い壁と黒い暖簾が見えてくる。看板にはただ一文字──「麺」。その下の赤い丼マークが、ここがラーメン屋であることを静かに知らせる。余計な飾りもなく、どこか落ち着いた雰囲気だ。『中華ソバ 篤々』。開店前から人が集まり、到着すればまずは名前を記入する記帳制。時間帯によっては1時間待ちも珍しくない。

注文は「煮干しソバ」

店主は和食出身、出汁の扱いに長けた職人肌。煮干しを軸に据えながらも、いわゆるニボニボ系とは一線を画す。苦味やえぐみは影を潜め、旨味だけが透き通る。

動物系を抑えたクリアスープは、いわば煮干しの余韻を聴かせる設計。篤々の煮干しは叫ばない、語りかけるタイプだ。琥珀色のスープをひと口。軽やかでいながら、奥底に芯がある。煮干し特有のミネラル感が静かに広がり、遅れて醤油の丸みが追いかけてくる。

麺は中細ストレート、ツルツルと流れるように喉を通る。啜るたびにスープを纏い、煮干しの香りを運ぶ。トッピングの「低温調理チャーシュー」は、しっとり柔らかで上品な肉感。生姜や刻み玉ねぎが、脂の余韻をさらりと洗い流す。

『中華ソバ 篤々』の魅力は、煮干しを軸にしながらも、いわゆるニボニボ系とは違うところ。苦味やえぐみを抑え、澄んだ旨味でまとめあげる。その加減が絶妙で、最後まで心地よく食べさせてくれる。ご馳走様でした。

中華ソバ 篤々
千葉県八千代市勝田台1-5-27
https://tabelog.com/chiba/A1202/A120204/12040080/

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