2025.09.07 昼 成田参道に漂う香ばしい誘惑@金時の甘太郎焼 デザート 成田・佐倉・佐原 1000円〜2999円 ★★★☆☆ 成田山新勝寺の参道を歩けば、ふっと鼻をくすぐる香ばしい匂い。その先にあるのが1961年創業の老舗『金時の甘太郎焼』だ。 半世紀以上のあいだ、参道の人々を焼き立ての香りで足止めしてきた存在。メニューは大判焼きの「あずきあん」と「しろあん」の二種類だけという潔さ。香りひとつで人を呼び込める自信の表れでもあるだろう。 この日いただいたのは「あずきあん」。皮も餡も自家製で、鉄板から手渡された瞬間に立ちのぼる湯気がまずご馳走だ。外はパリパリと香ばしく、中はふわりとした温もりを抱えている。餡は小豆の粒感をしっかり残し、甘さはあくまで控えめ。最初に生地の香ばしさが広がり、続いて小豆の滋味深い甘みがじんわりと押し寄せ、余韻はすっと軽やかに消えていく。素朴ながらも力強さを感じさせる一口だ。 総括すれば、『金時の甘太郎焼』は参道に刻まれた香りの風景そのもの。参拝の帰り道にふらりと立ち寄れば、パリパリの皮と温かな餡子が、旅の記憶をやさしく彩ってくれるだろう。ご馳走様でした。 — 金時の甘太郎焼0476-22-0823千葉県成田市花崎町525https://tabelog.com/chiba/A1204/A120401/12000897/