2025.09.04 昼 札幌に戻ってきたスープカレーの名作@カリーサボイ カレー 札幌市 1000円〜2999円 ★★★☆☆ 札幌スープカレーの歴史を語る上で欠かせない一軒『カリーサボイ』。1994年の創業以来、あっさりとした飲み口ながら深みのあるスープで人気を集め、札幌のカレー文化を支えてきた。ところが2017年に惜しまれつつ閉店。だが、常連であった飲食業のオーナーが味を引き継ぎ、2018年に復活を遂げた。閉店と再生の物語そのものが、この店がいかに愛されていたかを伝えてくれる。 いただいたのは「チキンのカリー」。骨なし鶏もも肉を大ぶりに沈め、赤と緑のパプリカが彩りを与える。スープは透き通る褐色で、レンゲを近づけただけでスパイスの香りが立ちのぼる。ひと口目は軽やか、次にスパイスの刺激がじんわり広がり、最後にふわりとした香りが余韻を残す。チキンはほろほろと崩れる柔らかさで、スープの旨味をしっかり抱え込みながら肉本来のジューシーさを残す。パプリカやピーマンのシャキッとした歯応えがリズムを作り、単調さを感じさせない。 この店の魅力は、シンプルだけど、札幌スープカレーらしさを体現しているところ。胃袋にすとんと収まりながらも、「食べた」という満足感を残す絶妙なバランス。札幌のスープカレー文化を象徴する一杯であり、歴史ごと味わえる存在だ。ご馳走様です。 — カリーサボイ050-5456-0383北海道札幌市北区北8条西4 ブランシャールBLD B1Fhttps://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010101/1060249/