2015.04.03 夜 サザエさんは?品のいい遊び心で食事を楽しむ。@恵比寿そのやま 日本料理 渋谷・恵比寿・代官山 10000円〜29999円 ★★★☆☆ ひな祭り。女の子の成長を祈る節句であり、男兄弟のおいらには中々縁のなかった日。 この日にオープンしたのが『そのやま』雛人形のように可愛らしい料理研究家の園山真希絵さん。前に恵比寿で展開していた『園山』ともひな祭り同様縁がなかったのですが、今度こそ縁があったようです。 新しいお店はダジャレがコンセプト。舌だけでなく脳も使った食事。品のいい遊び心は食事を楽しませてくれる。笑うと脳内ホルモンであるエンドルフィンが分泌されます。笑う門には福きたるです。楽しい食事をいただきましょ。 ・前菜まずは、砂時計のような両面グラスが登場。上には、「じゃばら」という柑橘類のジュース、下にはゴマのお菓子。邪気を払う「邪払(じゃばら)」を願い、「誤魔化し(ゴマ菓子)」のない料理を提供する宣言であります。 ・紅白盛り紅白は祝い事にはつきもの。真っ赤な器に白い料理達が並びます。はんぺん、湯葉、えのきの白和え、さきイカと大根のナムル、ポテトサラダなど白い料理達が上品に並ぶ。ポテトサラダのクリーミー具合など、ただの企画ものじゃないことを説明してくれます。 そして、ダジャレも止まらない。蕪にクリームチーズを合わせた「カブ(蕪)レーゼ」。カリフラワー風の自家製の新生姜の「ガリフラワー」と続きます。 ・切り干し大根のナポリタン風新しい食べ物。炭水化物なしでナポリタンを味わえます。ベーコンなどの食材も細部にこだわる。切り干し大根の食感のみがいい意味で違和感があります。これはダジャレではなく、もどき料理ですね。 ・薔薇とバラ(肉)今度はオヤジギャグ。バラ肉に薔薇をあしらって登場。豚のバラ肉は「結美豚(ゆいびとん)」これは正真正銘の島根県のブランド豚。ダイエットや美肌効果のある必須アミノ酸が豊富な豚ちゃんです。園山さんも島根県出身だとか。県全体でダジャレモードです。 ・お好みチーズ焼きじゃがいもとチーズ。シャキシャキした食感(里芋?)がいい。 ・サザエさんのいないサザエさん一家いくら、フネをかたどった胡瓜、鰹とワカメとたらこの和え物。なぜか穴子さんもいます。笑 ・ビーフシチューこれまた園山さんのご出身から島根和牛。ビーフで美しく麩をまく、「ビーフ(美麩)シチュー」 ・焼売(シューマイ)弁当食事のおしまいに、いやおしゅーまいに「おしゅーまい弁当」でございます。オープン日のひな祭りにちなんだ可愛いらしいキャラ弁。 ・デザート苺大福の逆バージョン。大福の中にイチゴ。周りにはイチゴのソースで円を描きます。「一期一会(イチゴ一円)」の心構えを感じます。またここに戻ってきてほしいという願いをこめて「カエル(帰る)」を象ったお菓子。 最後に。さすが料理研究家です。レシピ本から飛び出できたみたい。自分でも作れるのではないかと錯覚してしまう。食材もヘルシー志向で勉強になる食事でした。 笑顔が途切れない食事。もしかしたら、食事において一番重要な要素かもしれません。何より園山さんの笑顔が幸せをわけて下さいます。 ―恵比寿そのやまhttps://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13179440/