2016.10.19 夜 貴族の味から庶民の味へ。サローネグループの新しい挑戦を大歓迎!@ロットチェント イタリアン・ピザ 東京・日本橋 5000円〜9999円 ★★★★☆ その想いは店の名前に込められる。『ロットチェント(L’ottocento)』イタリア語で1800年代という意味。それまでの貴族料理としてのイタリア料理が庶民の食へと融合、移行していった時期なんだとか。 リストランテとして名高いサローネグループの新しい挑戦の営業形態はオステリア。まさに1800年代のイタリアで起きた変化と同様な道を辿る。貴族から庶民へ、リストランテからオステリアへ。もちろん安かろう悪かろうではない。その証拠に厨房で腕を振るうのはサローネグループの総料理長の樋口シェフだ。 アラカルトで気軽に料理を楽しめる仕組みを採用。それでもサローネらしく1つ1つの料理に合わせたワインのリコメンドの提案があるのはさすが。すべての料理を専門店にできるほどこだわったという料理。さっそくいただいてみましょう。 一番のお気に入りは「神戸風じゃがいもロースト」 最高級の肉を焼いた鉄板の残りの油で作ったじゃがいものローストが一番うまい。過去の経験からそれを知る樋口シェフの渾身の作品。神戸風の名前の秘密は神戸牛の牛脂。最高の牛肉の牛脂を使うことで高級店の鉄板を再現。ローズマリーの風味も加えて出来上がり。 「エビリゾ500%」濃厚すぎる海老出汁は辛いほど。塩気ではなく旨味でワインが進む。 「名物たこジャガ」魚の出汁でじゃがいもを煮、タコはコルクと一緒に煮ることで柔らかく。手間をかけることでコストを落とす。 「仔羊のしっとり焼き」野菜と羊の水分だけでじっくり蒸す。最後に加えたクミンと唐辛子のパウダーが美味すぎる! 樋口シェフがもっともこだわったのがパスタ。パスタでは聞いたことがない浅草開花楼とコラボしたオリジナルを用意。うどんでもパスタでもない唯一無二の食感。ご自身がイタリアで食べたパスタを再現したのだとか。 「辛めのアラビアータ」 「黄色いイワシのソース」 「イカキモのラグー」の3種の提案。 加水率の低いパスタには濃いめの味がよくお似合い。よく絡んでくれます。味付けを濃くするのではなく食材の旨味で酒を飲ます。なんて素敵なご提案なのでしょう。 庶民のレベルに降りてきてくれたサローネの味。これからちょくちょく顔を出させていただきます。 — ロットチェント050-5592-6289東京都中央区日本橋小網町11-9 ザ・パークレックス小網町第2ビルhttps://tabelog.com/tokyo/A1302/A130203/13198683/