2019.02.26 夜 天ぷらと蕎麦。静岡の魅力がここに!!@日本橋 蕎ノ字 天ぷら 東京・日本橋 10000円〜29999円 ★★★★☆ 日本橋人形町にある『蕎ノ字』。蕎麦の字を使っているが、暖簾に書かれている通りの料理が並ぶ。天ぷら食って蕎麦で〆る、これが蕎ノ字の料理の構成である。大将は静岡県の島田市で代々蕎麦屋を営んだ家系。日本橋エリアへの移転には大将の想いが込もる。天もりの発祥の地だったりしますからね、天ぷらにとっても蕎麦にとっても重要なエリアでございます。 そんな日本橋で提供する天ぷらは地元静岡県産のもの中心。種を揚げるたびに生産者の紹介をしてくれるが、静岡が誇る素材への自信と、地元への愛情を強く感じさせます。大将が背中に背負った富士山の絵もまた同じ印象を持たせます。また同時に蕎麦への愛情の強さも。締めだけでなく突き出しには蕎麦の実、お吸い物にはシジミに蕎麦出汁を合わせます。 天ぷらは海老から始まり、焼津の鰆と続いていきます。これに合わせるレモンもまた静岡県産のもの。それにしても静岡は魚介も野菜も素材力が違います。やはり日本一の山を背にいて海と向かいあってるがゆえなのでしょう。 海の幸に山の幸と並んだ上で、湖の幸まで登場しました。牡蠣なども静岡のイメージはありませんでしたが、浜名湖でとれた牡蠣も提供くださいました。 野菜でびっくりしたのは2つ。1つは人参の食べ比べ、この白い人参は何かわかりますか? これは実はパーセニップで、まるで芋類のような食感です。揚げられる過程で、とろけるような食感を手に入れております。 もう1つは新玉ねぎで、これも同じく旨味だけが通過して溶けていくようです。 静岡野菜の本領発揮は続き、初体験の玉取茸なるキノコも堪能させていただきました。味が濃厚で、食感もまるで鮑のようです。 春の食材である「竹の子」は今年初、静岡って早いんですかね?生命力を感じる「ふきのとう」の苦味も最高です。 その他の天ぷらはこんな感じ。鹿肉とか海苔とかは他ではないアプローチですね! 「きす」 「かぶ」 「鹿肉」 「穴子」 「大葉巻き」 「めごち」 「じゃがいも」 「舞阪海苔」 最後は宣言通りの蕎麦の出番。温かいのか冷たいのかと究極の選択に迫られますが、当たり前のように両方いただきます。温かい蕎麦のほうに桜海老のかき揚げを入れていただきました。天ぷらと蕎麦の合作、一番「蕎ノ味」らしい逸品でございました。ご馳走様です! — 日本橋 蕎ノ字03-5643-1566東京都中央区日本橋人形町2-22-11 井上ビル 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13201969/