2019.07.26 昼 創業1880年。薮蕎麦のルーツを辿る。@かんだやぶそば そば 秋葉原・神田・水道橋 3000円〜4999円 ★★★★☆ 「薮」のつく蕎麦屋を見たことありますか?更科、砂場と並ぶ江戸前の蕎麦の御三家と呼ばれる1つの系統。息子や弟子へと暖簾分けして広がった結果、至る所で「薮」の文字を見ることにつながっております。その始まり、アダムとイブにあたるのが神田にある『かんだやぶそば』。初代の堀田七兵衛が創業した本家の創業は1880年、息子の並木藪蕎麦、その息子の池之端藪蕎麦と合わせて「三大藪蕎麦」と呼ばれております。 場所は神田淡路町、薮の名にふさわしい草や木が生い茂った一角にございます。建屋は2013年に火災で焼失してしまいましたが、2016年には見事復活を遂げております。建物が新しくなっても守ってきた伝統は変わらない。 昆布と鰹出汁の辛口のつけだれは健在で、蕎麦をちょこんとつけて食べるのが藪の食べ方。少し緑色がかった「せいろうそば」で、喉越しが良くつるりとした食感。 外一(そば10、小麦1)の蕎麦で、緑色の秘密は少量のクロレラなんだとか。辛口のつけだれの相性も抜群です。 小田巻蒸しって何だ? 好奇心に負けて注文。冠婚葬祭等に欠かせないものとして食された縁起物なんだとか。いわゆる茶碗蒸しの豪華版といった体で、穴子、銀杏、海老、鶏つくね、それにうどんで構成されます。滑らかな口当たりで、出汁や塩気の強さがお酒との相性を作ります。蕎麦前としての位置付けでもありかもですね。老舗の蕎麦店で、新しい料理との出会いなんて面白いものだ。 — かんだやぶそば03-3251-0287東京都千代田区神田淡路町2-10https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13000334/