2020.03.27 夜 たったの4席のイタリアン@ジョヴァンニ イタリアン・ピザ 浜松町・田町・品川 50000円〜 ★★★★☆ たったの4席のイタリアン『ジョヴァンニ(Giovanni)』。もともとはスナックの居抜きだという極小の店内、およそ美味しいイタリアンの存在を想像できません。笑 だが、それもこれも料理というコンテンツが際立っていればこそ、レトロで味のある雰囲気に生まれ変わるから不思議なもの。ちなみに、席数が少ない上に住所も電話番号も非公開というハードルの高さ。唯一の予約のラインは、インスタのDMなので今すぐフォローしてみましょう。 スターターを務めるのは「生ハム」。狭い空間で一際存在感を示すスライサーが活躍します。まずは、パルマの24ヶ月の生ハムをシェフの手から口へ直接。餌を待つ雛鳥状態で提供されます。 皿の温度などでとけてしまう融点なのでしょう、シルキーな食感がそれを伝えてくれます。 酢飯に重ねたり、揚げたての生地と重ねたりと生ハムの様々な表情を引き出します。後者はトルタフリッタという立派なイタリア料理でございます。 ユニークな料理を並べつつも、イタリアンの幅の中で遊んでいるのが好感度が高い。例えば、酔っ払いの仕立ての牡丹海老は、紹興酒ではなくイタリアの酒精強化ワインであるマルサラ酒に付けられる。これだけでもお酒との相性は間違いないが、魚醤、ボッタルガなどで塩味を強化しております。イタリアンはお酒と楽しんでこそ。 ベネト州で採れたホワイトアスパラもソースに赤ワインビネガーをしのばせます。茹でるのではなく、蒸したアスパラはそれだけで甘味が十分に担保されておりますが、茹で卵と赤ワインビネガーのソースが食欲も増強していきます。 イタリアンといえばパスタですが、冷製と温製の2種楽しめます。前者は、蛤を煮詰めたソースにキャビアをのせたカッペリーニ。蛤による天然の塩気とキャビアの塩分がビシッと効いております。 蛤自体は出汁を楽しんだ後、その出汁を吸った身も楽しめるという二段構造。自分の旨味を自分に戻すなんて、究極の地産地消じゃありませんか。笑 温製は、昆布出汁のソースに、北海道産の雲丹を合わせたパスタ。雲丹は昆布を食べるとも言いますし、その相性の良さは疑いようがありませんね。 あ、もう1つ出てきましたね。名付けて「TKP」、卵かけご飯ならぬ卵かけパスタでございます。卵をかけるのはご飯でもパスタでもいいんですね。笑 トリュフの味わいもしっかりアクセントになっております。 その他の料理メモ。「ホロホロ鳥のスープ」イタリア風の鶏団子とともに 「馬肉のタルタル」前の店からのスペシャリテ。ブッラータチーズとヘーゼルナッツと山胡椒。 「カツレツ」バスク産の豚肉。メインがカツという選択が好きです。 「パンナコッタ」 「フィナンシェ」 — ジョヴァンニhttps://tabelog.com/tokyo/A1317/A131710/13238930/