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2026.06.07  

心斎橋の人気洋食、その続きを奈良で。@洋食勝井

洋食

奈良

3000円

★★★☆☆

奈良・山の辺の道を歩いていると現れる『洋食勝井』。もともとは大阪・心斎橋で人気を博した「洋食Katsui」をルーツに持ち、2017年にオーナーシェフ勝井景介氏の故郷である天理へ移転。都会の真ん中で磨いた洋食を、自然豊かな土地で再構築する。その挑戦そのものが、この店の個性になっている。

洋食勝井の洋食 - 食べある記

いただいたのは、大阪時代からの名物である「エビフライ定食」から。カリッと揚がった衣は軽く、海老の弾力もきちんと残る。自家製タルタルのまろやかさも相性よく、五尾というボリュームながら重たさよりも食べやすさが印象に残る。名物と聞けばハードルは上がるが、過不足なくまとまった安心感のある一皿だ。

洋食勝井の洋食 - 食べある記

続いて「黒毛和牛フィレ肉のビフカツ定食」。衣の香ばしさの奥から和牛の脂がじわりと広がる。フィレとはいえ脂の存在感は思ったより強く、個人的にはやや重たさも感じる仕上がり。そのぶん、添えられたトマトソースの酸味が救いになる。肉の旨味を楽しませつつ、後味を整えようとする工夫は見える一皿だ。

洋食勝井の洋食 - 食べある記

勝井景介氏は大阪で長く人気店を営んだ後、故郷である奈良へ拠点を移した料理人。山の辺の道という歴史ある場所で提供される料理は、肩肘張らずに楽しめる王道の洋食が中心だ。特別な驚きがあるタイプではないが、大阪時代から愛される「エビフライ定食」を筆頭に、丁寧な仕事ぶりが伝わる一軒。散策の途中に立ち寄れば、その魅力を素直に感じられるはずだ。ご馳走様でした。

洋食勝井
0743-67-3838
奈良県天理市柳本町577-1 天理市トレイルセンター
https://tabelog.com/nara/A2904/A290401/29010542/

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