2026.06.07 昼 地元に愛されてこそ、本当の名物@だんご庄 本店 デザート 奈良 999円 ★★★☆☆ 奈良・橿原、近鉄坊城駅のすぐそばに暖簾を掲げる『だんご庄 本店』。創業は明治11年。初代・庄五郎氏が旧高野初瀬街道の茶店として始めた老舗で、名物は「きな粉だんご」ただ一つ。130年以上にわたって、この一本に人々が列を作り続ける。土地の記憶ごと受け継いできた、奈良のソウルフードだ。 「きな粉だんご」は、小ぶりな団子が串に並び、たっぷりのきな粉をまとった姿からして食欲を誘う。口に入れると、まずもっちりとした柔らかさ。そこに、きな粉の香ばしさがふわっと広がり、ほんのり甘い下地が全体をやさしくまとめる。甘味は強すぎず、後味には大豆の風味がきれいに残る。今回は2本だけの注文だったが、周囲では10本、20本単位で買い求める人の姿も。観光名物である前に、奈良に暮らす人々の日常に根を張った味なのだろう。 明治から続く街道の茶店の味が、今も変わらず人を立ち止まらせる。余計な装飾をせず、団子ときな粉の相性だけで勝負する潔さもいい。『だんご庄 本店』は、奈良でわざわざ寄り道したくなる、安心して食べられる名物だ。ご馳走様でした。 — だんご庄 本店0744-27-4340奈良県橿原市東坊城町860https://tabelog.com/nara/A2903/A290302/29000799/