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2026.06.06 夜

ホルモン好きなら見逃せない一軒@焼肉 三日月

焼肉・肉料理

奈良

10000円

★★★★☆

奈良・橿原で焼肉好きを惹きつける『焼肉 三日月』。入口の暖簾に記された言葉は、たん、はらみ、ホルモン。何を食べてほしいのかは、暖簾をくぐる前からすでに明快だ。奈良の肉卸業と焼肉の老舗で8年の修業を積んだ店主が立ち上げた一軒で、現在は大阪にも店舗を展開。その原点となる店には、肉の目利きと部位ごとの魅力を引き出す技術がしっかり息づいている。

焼肉 三日月の焼肉・肉料理 - 食べある記

まずは「ハラミユッケ」。卵黄をまとった艶やかなビジュアルからして食欲を刺激する。ハラミらしい肉感を残しつつ、タレの甘辛さと卵黄のコクが一体に。これはうまい。焼肉の序盤から、ぐっとテンションを上げてくれる。

焼肉 三日月の焼肉・肉料理 - 食べある記

名物の「ネギ塩たん」は、タンが見えなくなるほど盛られたネギが圧巻。蓋をして蒸らすことでネギは徐々に甘みを増していくが、それだけに辛味が抜けるまでどこまで耐えられるかの戦いでもある。笑 肉汁を吸ったネギとタンを一緒に頬張れば、その人気にも納得だ。

焼肉 三日月の焼肉・肉料理 - 食べある記

そして、やっぱりホルモンがいい。

「タンゲタ」はニンニク醤油で食べる力強い旨味、

焼肉 三日月の焼肉・肉料理 - 食べある記

「ホイシ」は生姜たっぷりのタレが脂と食感を引き立てる。

焼肉 三日月の焼肉・肉料理 - 食べある記

「シビレ」は味噌のコクをまとい、胸腺らしいクリーミーな余韻が残る。

焼肉 三日月の焼肉・肉料理 - 食べある記

そして「テッチャン」も秀逸で、脂の甘み、皮目の食感、タレの絡み方がよく、噛むほどに旨味が増幅する。希少部位だけでなく定番ホルモンまでしっかり美味いところに、店の実力が見えてくる。暖簾に掲げたホルモンの文字は伊達じゃない。

焼肉 三日月の焼肉・肉料理 - 食べある記

一方で「上ロース」は脂の押し出しが強め。好みは分かれるところだが、正肉以上にホルモンの存在感が際立つ構成だ。

焼肉 三日月の焼肉・肉料理 - 食べある記

締めも充実。「焼肉屋の焼き飯」は牛脂の香ばしさをまとった背徳の一皿。

焼肉 三日月の焼肉・肉料理 - 食べある記

「ユッケジャンスープ」は辛味と旨味のバランスがよく、卵のまろやかさが全体を包み込む。

焼肉 三日月の焼肉・肉料理 - 食べある記

「盛岡冷麺」は透明感あるスープと麺の喉越しで、焼肉の余韻をすっきり着地させる。

焼肉 三日月の焼肉・肉料理 - 食べある記

暖簾に掲げた言葉を裏切らない焼肉店である。特にホルモンの完成度は高く、希少部位を並べるだけでなく、それぞれの個性に合わせた味付けや仕事が印象に残る。奈良で焼肉、中でもホルモンを楽しむなら覚えておきたい一軒。店名の三日月は、満月へ向かう途中の月。大阪へと店を広げた今も、その原点はここ橿原にある。成長を続ける人気店の原風景を見た気がした。ご馳走様でした。

焼肉 三日月
050-5595-3879
奈良県橿原市縄手町31-1 綿松第2ビル1F
https://tabelog.com/nara/A2903/A290302/29010073/

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