2026.06.03 昼 札幌味噌らしい熱量を、名駅で。@ラーメン 力丸 名古屋駅から徒歩圏内。鮮やかな橙色の外壁と、力強い筆文字の看板が目印の『ラーメン 力丸』。2010年にオープンした、名古屋を代表する塩ラーメンの名店「徳川町 如水」の直営店だ。「如水」が繊細な塩で知られる一方、こちらが掲げるのは本場サッポロラーメン。方向性は明快。味噌のコクを、真正面から楽しませる。 注文したのは、一番人気の「力丸みそラーメン」。茶褐色のスープに、黄色い中太縮れ麺。チャーシュー、モヤシ、ネギ、メンマが器いっぱいに盛り込まれ、見た目からして札幌味噌らしい熱量がある。全体を貫くのは、味噌、塩気、ニンニクの三重奏。濃厚でありながら、それぞれの役割が分かりやすい。 スープは豚骨と鶏ガラをベースに長時間炊き上げ、信州白味噌を合わせたもの。ひと口目から動物系の旨味がぐっと押し寄せ、白味噌の丸みがその厚みを受け止める。塩気もしっかり。さらにニンニクの香りが輪郭を加え、余韻まで力強い。 黄色い中太縮れ麺は、デフォルトでもしっかり硬め。低加水寄りを思わせる締まった食感で、ぷつりとした歯切れが心地いい。縮れが濃厚なスープをしっかりと持ち上げ、味噌のコクに押し負けず、一緒になって勢いを作る。 セットの「チャーハン」も忘れてはいけない。卵、ネギ、細かく刻んだチャーシューを合わせた王道の構成。味噌スープの合間に挟めば、香ばしい米粒が口の中をリセットし、再びラーメンへと箸が伸びる。炭水化物と炭水化物のリレー。分かっていても止められない。 『ラーメン 力丸』の魅力は、札幌味噌ラーメンに求める力強さを、分かりやすく満たしてくれること。濃厚なコク、たっぷりの塩気、ニンニクの香り、そして硬めの中太縮れ麺。名駅で味噌ラーメンを欲した日に、思い出して損のない一軒だ。ご馳走様でした。 — ラーメン 力丸052-583-5211愛知県名古屋市中村区名駅4-4-17 北斗ビル 1Fhttps://tabelog.com/aichi/A2301/A230101/23033759/