2026.05.02 夜 川崎で食べる、カツが主役のカツカレー@しまや カレー 川崎市 〜999円 ★★★☆☆ 川崎駅東口から少し歩いた小川町に、カツカレーの名で知られる一軒『しまや』。かつてはスナックの間借り営業から評判を広げ、2024年に旧東海道沿いへ移転リニューアルした店だ。カレー屋でありながら、カツの食べ方まで丁寧に案内するあたりに、この店の個性がある。 いただいたのは、店の看板にも掲げられる「国産極上ロースカツ&豚バラ煮込みカレー」。 皿の奥には茶褐色のルー、中央に白いご飯、手前には淡い黄金色の揚げ物。見た目は想像通りで、安心感のある佇まいだ。「カツ」は、まず塩で食べることをすすめるあたりに、単なる添え物ではなく、これ自体を楽しんでほしいという意志が込められている。衣には一定の厚みがあり、軽快さよりも食べ応えを意識した仕上がり。 肉は柔らかく、岩塩をつけると赤身の旨味がわかりやすい。脂身には「だし醤油」と「ガーリックパウダー」がよく合い、食べ方を変える楽しさもある。 「カレー」は、スパイスで強く押すタイプではなく、豚バラの旨味と玉ねぎ由来の甘みで丸くまとめた欧風寄りの味わい。辛さは穏やかで、とろみのあるルーがご飯にも肉にも自然に絡む。煮込まれた豚バラはほろりと崩れ、味に厚みを加えているが、全体の輪郭はおおむね想像の範囲内。添えられた「マッシュポテト」を混ぜると、塩気が丸くなり、口当たりはまろやかに変化する。 食後の「ラッシー」は、豚の脂とスパイスの余韻を流す役割として過不足なし。甘酸っぱさも穏やかで、重めの皿のあとにちょうどいい。 総じて『しまや』は、親しみある料理を丁寧に作り、食べ方にも工夫を持たせた店。川崎でしっかり腹を満たしたいとき、候補に入れておきたい店。ご馳走様でした。 — しまや044-276-8095神奈川県川崎市川崎区小川町10-19 リバー佐藤 1Fhttps://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140501/14094795/