2026.04.29 昼 ナチュラルに、青森を味わう。@ナチュレ デザート 青森・東津軽・八甲田山 〜999円 ★★★★☆ 青森市新町に構えるジェラート専門店『ナチュレ』。2005年創業の手作りジェラートショップで、青森県産素材をふんだんに使い、無香料・無着色を掲げる一軒だ。店名の通り、目指すのは自然の味そのもの。これを一言で表すなら、青森のテロワールをジェラートにする店。りんご、嶽きみ、カシス、ミルクといった土地の恵みを、余計な化粧をせず、冷たいスイーツへと変換している。 ダブルで選んだ一つ目は「りんご(ふじ)」。まず印象的なのは、その果肉感。滑らかに溶けるジェラートの中に、シャクッとしたりんごの粒感が残り、口の中でふじらしい蜜の甘味と酸味がゆっくり広がっていく。香料で作った“りんご味”ではなく、ちゃんと果物の繊維を感じる“りんごそのもの”の味わい。見た目は淡い黄色、食べた瞬間は冷たさと爽やかな酸が先に走り、後味に蜜のような甘さがじんわり残る。 もう一つは「嶽きみ」。弘前市・岩木山麓のブランドとうもろこしらしい濃い甘味が魅力で、ミルクの丸みと合わさることで、冷たいコーンポタージュのような味わいに着地する。こちらにも粒感があり、なめらかな口どけの中でとうもろこしの実を噛むような楽しさが顔を出す。甘味だけで押し切らず、香ばしさと青い香り、そして粒の食感がアクセントになっているのがいい。 『ナチュレ』の魅力は、ジェラートを“青森土産”ではなく“青森体験”にしているところにある。合成着色料や香料に頼らず、素材の色、香り、酸味、粒感で勝負する姿勢は、名前の通りナチュラル。青森でりんごを食べる方法は数あれど、冷たいスプーンで青森のテロワールを味わうなら、ここは覚えておいて損なし。ご馳走様でした。 — ナチュレ青森県青森市古川1-9-4https://tabelog.com/aomori/A0201/A020101/2013872/