2026.04.02 夜 ワインが進む、立ち飲みイタリアン@neo 居酒屋・定食 渋谷・恵比寿・代官山 5000円〜9999円 ★★★★☆ 渋谷・神泉の雑居ビルの一角にある立ち飲みイタリアン『neo』。人気店「アウレリオ」の系列店で、予約なしでふらっと入れる気軽さと、しっかりとした料理の両立がこの店の持ち味だ。コの字カウンターには常に人が集まり、ぎゅうぎゅうになりながらもどこか心地いい。お客同士が自然とスペースを譲り合い、スタッフの明るい空気も相まって、満席でもどこか心地よい。立ち飲みの気軽さはそのままに、料理はしっかりしている、そのバランスがこの店の良さだ。 料理はイタリアンベースで、塩とオイルを効かせた分かりやすい設計。そこに素材ごとの個性をしっかり乗せてくる。 「本鮪のカルパッチョ」分厚くカットされた本鮪はねっとりとした質感で食べ応えあり。塩とオリーブオイルでシンプルに輪郭を作りつつ、焼き茄子のタルタルが香ばしさを加え、レモンの酸で後味を締める。 「新玉ねぎとズワイガニのクロスティーニ」玉ねぎの甘みをピュレで引き出し、ズワイガニの旨味と自然に重なる。軽やかだが、しっかり印象に残る構成。 「牛ギアラとトリッパの煮込み」内臓のコクに人参などの野菜の甘みが重なり、味に厚みが出る。塩気もはっきりしていてワインとの相性もいい。サルサヴェルデでさっぱりと味変できるのもいい流れ。 「ホタルイカの墨煮とオムレツ」イカ墨のコクと卵のまろやかさが合わさり、シンプルながら満足感のある一皿。 「豚スペアリブのシチリア風煮込み」トマトの酸味と肉の旨味がしっかり馴染み、ほろっと崩れる柔らかさ。素直に美味いと思わせる力がある。 「桜海老とポロネギのアーリオオーリオ」桜海老の香ばしさとネギの甘みがオイルに溶け込み、最後まで飽きずに食べ進められる。 系列譲りの安定感はしっかりaあって、立ち飲みという環境でも料理のクオリティはきちんと担保されているし、ポーションも程よく、一人でもいくつか頼める設計なのが嬉しいところ。満席の熱気の中で、誰かが少しずつ場所を作り、料理とワインを回していく。この一体感がこの店の魅力だろう。気軽に入れて、しっかり食べて飲める。渋谷でこういう一軒を知っていると強い。ご馳走様でした。 — neo090-6015-5960東京都渋谷区円山町15-6https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13262588/